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商品番号:1289

人間国宝 細見華岳作 綴織名古屋帯

お譲りしました

商品詳細

重要無形文化財保持者(人間国宝)

日本工芸会正会員

仕立上がり品

長さ約372、 巾30㎝

※サイズに関して、多少の誤差はご了承ください。

細見華岳

1922年、丹波布で有名な兵庫県丹波市生まれ。
1937年、京都西陣の帯の織元、京都幡多野錦綉堂に入所。綴織の技術を習得されます。1940年に始まる七・七禁令施行時には企業が川島織物などに合併されながらも仕事を続けていたが、1943年に徴兵され満州第11国境守備隊に入隊。
戦中は満州へ徴兵され創作を断念。
さらには敗戦後はシベリアに抑留されるなど言葉にならないほどの苦労を経験されました。
その後、1948年に帰国が叶い、染織の仕事も再開されます。多彩な色糸によって花文や流水を織り各種工芸展で活躍されました。
真摯な姿勢やお人柄を、人間国宝である喜多川平朗氏や森口華弘氏にも認められて指導を受けられ、日本伝統工芸会に出品。
1963年より各賞を受賞され、それまでの西陣の綴れ織のイメージを覆す、色数を抑えた奥深く上品な佇まいの作品を創作され続けました。
1997年(平成9年)綴れ織の分野では唯一重要無形文化財『綴織』の保持者認定されています。
2012年1月、偉大な功績を残され惜しまれながら永眠されました。(享年89歳)
綴れ織の織り手さんは、常に指の爪先にヤスリをあて、その爪を文字通り「ノコギリの歯のように」刻まれています。
そしてノコギリの歯のように刻んだその爪で緯糸を一本一本掻き寄せ、織り込んでいき、筋立て(すいたて)という櫛で織り固めるのです。
機械が自動的に、その列に糸をひきあげてくれるのではなく、一色ずつ、下絵を見ながら手作業にて織り込んでゆく作業になります。
一見するとシンプルなデザインの中に、いくつものこだわりと類まれなる技術が集約されている作品です。



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