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商品番号:913

ルバース・ミヤヒラ吟子作 首里花織名古屋帯地

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商品詳細

未仕立て品

 

※サイズに関して、多少の誤差はご了承ください。

ルバースミヤヒラ吟子

ルバース・ミヤヒラ・吟子さんは、首里織七種(首里花織、道屯織、花倉織、諸取切、手縞、煮綛芭蕉布、花織手巾)の技法の全てに精通した、首里織の重要無形文化財保持者(人間国宝)・宮平初子さんの長女として、1950年沖縄県那覇市に生まれ、母である宮平初子さんに師事され、母の下で織物の基礎を習得し、染織を学ばれました。宮平初子さんの極め尽くされた首里織の技法全てを伝授された染織作家として染織の世界へ入られ、精力的に活躍されておられました。
伝統を引き継ぎつつも、フランスで織物の研究をし、独自の感覚を作品に投影され、美しい色彩センスで新しい感覚の作品を創作された、首里織の第一人者でした。
フランスのゴブラン国立製作所に研究員として渡仏し、帰国後、1982年に、母の工房から独立して首里城の近くに自ら工房「アトリエルバース」を開設し、国画会会員としても活躍され、1991年に沖縄県の無形文化財技能保持者に認定されました。
吟子氏は、母より伝統的な技法を受け継いだだけでなく、自らの感性やフランス「ゴブラン国立製作所」での研修で得た経験も活かしながら、新しい今の時代の首里織を発表し続けました。
沖縄県立芸術大学教授も務められ、15年に退官するまで制作と後進の育成、指導にも力を注がれ、琉球染色の調査なども行っておられました。
母である人間国宝・宮平初子さんから受け継いだ多彩な首里織の技術に、フランスの織物の研究で培ったエレガントで都会的な感性を重ね合わせた高雅な着物や帯は、着物ファンを魅了し続けています。
ルバース・ミヤヒラ吟子さんは、2018年12月、惜しまれつつも逝去され、遺された稀少な作品となってしまいました。

1950年 沖縄県那覇市に生れる
1973年 女子美術大学藝術学部卒業、宮平染織工房入所
1977年 宮平染織工房休職、フランスゴブラン国立製作所開発研究室研修
1979年 同上研修終了帰国、宮平染織工房復職
1982年 アトリエ・ルバース開設、沖縄県工芸公募展最優秀賞
1983年 国展会会友優作賞、国画会会員
1986年 沖縄県立藝術大学非常勤講師
1987年 沖展会員、国際服飾学会会員
1988年 沖縄県立藝術大学講師
1990年 沖縄県立藝術大学助教授
1991年 沖縄県指定無形文化財「本場首里の織物」技能保持者認定
1992年 沖縄タイムス藝術選奨大賞
1996年 「空の日」藝術賞
1997年 米国メトロポリタン美術館客員研究員
2003年 沖縄県立藝術大学教授
2016年 沖縄県立芸術大学教授退任記念展
2018年 12月26日 永眠



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