商品番号:330
矢田博作 本加賀友禅 留袖
商品詳細
仕立上がり品
身丈161.5、裄丈65、袖丈49㎝
※サイズに関して、多少の誤差はご了承ください。
矢田博
加賀友禅の現在を築いた巨匠たち、毎田仁郎氏や由水十久氏、能川光陽氏らと並んで、加賀友禅を支えてきた作家が矢田博氏です。
昭和初期に土屋素秋氏に師事され、写生を重視したダイナミックな構図と、巧みな図案化による作風は高い評価を得られました。
熟達した感性と高度な技法。
刺繍や金彩を一切用いない、染めの美しさが魅力的な本加賀友禅の作品です。
加賀友禅
江戸時代に宮崎友禅齋が発展させた加賀友禅は京友禅、東京友禅とあわせて
日本三大友禅と言われています。
箔や絞り、刺繍などの技法はほとんど用いず、加賀五彩「 臙脂・藍・黄土・草・古代紫」を基調とした染色、ぼかしだけで描かれ、製作工程の多くを一人の作家さんが手掛けるめ、それぞれの個性が一番表現される友禅ではないでしょうか。
人間国宝・木村雨山さんの大胆な構図の作品、初代由水十久さんの繊細で愛くるしい童子や、巨匠といわれる方々の作品は、まるで絵画をみているようです。

矢田博作 本加賀友禅 訪問着
