商品番号:940
国画会会員 添田敏子作 型絵染 九寸名古屋帯地 「朱霞」 未仕立て品
商品詳細
国画会会員
未仕立て品
※サイズに関して、多少の誤差はご了承ください。
添田敏子
添田敏子さんは国画会や各個展で国内に限らず海外においてもご活躍され、その評価の高さもさる事ながら、何といってもお着物という世界の中に絵画的要素を大きく盛り込み、独特の個性ある芸術性の高い素晴らしい作品を数多く創作されました。
その作品は身につけるとお洒落さが大変際立ち、着る方もそれを自覚できて満足感を味わえる、そういった事からも非常に人気が高いのだと思います。
型絵染め
型絵染めとは伝統的な型染と異なるもので、1956年(昭和31年)に民藝運動でも有名な人間国宝 芹沢銈介氏の技法が重要無形文化財に指定された際に初めて使用されたものです。
型絵染は、模様の下絵を渋紙という丈夫な和紙にはり、その上から彫って型紙を作ります。
図柄以外の余白部分を切り落とし、できた型紙の上にくり返し糊を置き、連続した模様に合わせて色をさし、染める方法のことです。
図案を起こすところから染色を終え、糊が流されるまで、型絵染は数多くの行程のほとんどを一人で経て完成するものですが、長い染色史の中で各工程の職人たちが技術を磨き、型絵染文化を高めてきました。
作家独自の世界観、絵画的表現を追求する独創的な作品は、緻密で繊細な紋様を描き、型の持つキレの良さや鋭さ、くり返しの模様のおもしろさが見所です。
国画会
昭和期における有力な美術団体のひとつです。もともとは京都の日本画団体として始まった国画創作協会の第1部(日本画)が解散され、その第2部(洋画・工芸・彫刻)が名称を「国画会」と改めて国展とよばれる展覧会を発足したことに始まります。国画会は絵画・版画・彫刻・工芸・写真などの美術分野を対象とした美術団体です。
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