商品番号:2116
土手武彦作 型絵染 九寸名古屋帯
商品詳細
仕立て上がり品
長さ約365、巾31㎝
※サイズに関して、多少の誤差はご了承ください。
土手武彦
染色家・土手武彦さんは友禅の型彫師の家に生まれました。父のもとで早くから型彫の修業を積みましたが、16歳の時、型彫職人の仕事が減っていく時代を案じた父の勧めで故・芹沢銈介氏に弟子入り。
芹沢氏は従来職人の分業で行われていた伝統的な「型染」を、図案制作から染めまですべて自ら行うことで一つの芸術分野として確立した第一人者です。
土手武彦さんはおびただしい数の作品を世に送り出していた芹沢染紙研究所で、芹沢氏の晩年まで制作に携わりながら自らの作品を制作し、国画会に出品を重ねていきます。
土手武彦さんは伝統的な図案をもとにデザインを起こす型彫を得意とし、精巧な型紙から生み出す着物や帯は、民芸調の親しみやすさを残しながらもより洗練されています。
芹沢氏が創始した型絵染を引き継いできた土手武彦氏は、平成13年イギリスで講習を行ったのがきっかけで、国内外でテキスタイル(染織・布地デザイン)を学ぶ人たちへの指導にも力を入れています。

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