商品番号:3185
日本工芸会正会員 岩井香楠子作 型絵染 紬訪問着
商品詳細
日本工芸会正会員
仕立て上がり品
身丈肩約166、裄68、袖丈49、前巾24、後巾30㎝
※サイズに関して、多少の誤差はご了承ください。
岩井香楠子
型絵染作家の岩井香楠子さんは1938年に神奈川県で生まれ、幼い頃から芸術に親しんでこられ、人間国宝鎌倉芳太郎氏に師事し、「常に前進」をモットーに紅型や絞り染めなどさまざまな技法を学んでこられました。1980年には日本伝統工芸染織展に初入選され、1984年からは日本工芸会正会員として活躍されています。
岩井香楠子さんの強みは自ら下絵を描き、型を彫り、染をする事です。鎌倉芳太郎氏から学んだ技術と今まで作り貯めた100枚以上のデザインを駆使し、海外生活を送った経験から西洋の美的感覚も取り入れ、鋭い観察眼でより一層緻密に、着易さと締め易さも考えた作品を作り上げます。
「いつも女性に輝いていて欲しい。着物が身近なものであって欲しい」と願う岩井香楠子さんの作品は、色彩感覚が豊かでとても綺麗! そして可愛い! 「身につけていると気持ちが明るく前向きになって来る」と今までお召しになった方々は仰います。是非この機会に「貴女の大切な一枚」に出会ってみませんか?
型絵染め
型絵染めとは伝統的な型染と異なるもので、1956年(昭和31年)に民藝運動でも有名な人間国宝 芹沢銈介氏の技法が重要無形文化財に指定された際に初めて使用されたものです。
型絵染は、模様の下絵を渋紙という丈夫な和紙にはり、その上から彫って型紙を作ります。
図柄以外の余白部分を切り落とし、できた型紙の上にくり返し糊を置き、連続した模様に合わせて色をさし、染める方法のことです。
図案を起こすところから染色を終え、糊が流されるまで、型絵染は数多くの行程のほとんどを一人で経て完成するものですが、長い染色史の中で各工程の職人たちが技術を磨き、型絵染文化を高めてきました。
作家独自の世界観、絵画的表現を追求する独創的な作品は、緻密で繊細な紋様を描き、型の持つキレの良さや鋭さ、くり返しの模様のおもしろさが見所です。
日本工芸会
日本工芸会は、重要無形文化財保持者(人間国宝)を中心に、伝統工芸作家や技術者などで組織されている日本の公益社団法人です。現在は、工芸分野重要無形文化財保持者を含めて正会員役1,200名が所属しています。「日本伝統工芸展」は日本工芸会が文化庁とNHK、朝日新聞社と主催する、日本の優れた伝統工芸の保護と育成を目的にした公募展です。昭和29年から1年に1回開催しており、日本工芸の技と美が集結する場となっています。他にも人間国宝を講師とする伝承事業や記録保存などを行うなど、無形文化財の保存や伝承および公開に関する事業を進め、その実績は他に比較するもののない唯一の組織です。
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