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商品番号:3216

大脇一心作 本場結城紬地 訪問着

商品詳細

仕立て上がり品

身丈肩約167、裄68、袖丈49、前巾24、後巾30㎝

※サイズに関して、多少の誤差はご了承ください。

大脇一心

辻が花、それは桃山時代から江戸時代初期の一時期に栄えたのち、友禅染の発達によって途絶えてしまった幻の染織です。
数少ない現存する小袖や資料などから、復元と研究をされ辻が花染を復活させた、辻が花染を代表する作家の一人が大脇一心さんです。
一心さんの辻が花は「西洞院辻が花」の名で制作され、優しい墨絵のタッチと奥行きのある色使いが特徴で、他の辻が花染とはまた違ったものとなっています。
「西洞院辻が花」は、桃山時代のものに近い雰囲気を持ちつつ、現代的なセンスも併せ持つ、たいへん優美で幻想的な柄ゆきで、世の辻が花好きの心を掴んでいます。
この辻が花染を極めた素晴らしい作品を、ぜひお手元でご覧くださいませ。

結城紬

日本を代表する高級絹織物として、あまりに有名な結城紬。
結城紬の特徴のひとつに繭を広げて真綿にし、手紡ぎした真綿糸で織られていることがあげられます。ふわふわの真綿を、撚りをかけずにふっくらと紡いで糸にし、空気をたくさん含んだ糸を優しく手織りした伝統的な技法が守られており、
最古の機織り機といわれる地機(いざり機)で織られたものについては1956年に国の重要無形文化財に指定され、2010年にはユネスコ無形文化遺産として登録されました。
結城紬の代表的な柄の亀甲とは、1反の幅(約40センチ前後)の中に並ぶ亀甲柄がいくつあるかを示したもので、80亀甲、100亀甲、120亀甲などがあり、160亀甲ともなれば一層細い糸で作られ幻のお品となり出会える機会はめったにない希少性が高いお品となります。
軽くて暖かく、優しく身体に馴染んで着崩れしにくい結城紬。日常を特別にしてくれる最高に贅沢な「ふだん着」です。三代まで着られるほど丈夫と言われるほど経年とともに風合いを育てるのも醍醐味ではないでしょうか。



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