商品番号:3361
伊砂正幸作 型絵染紬 九寸名古屋帯
商品詳細
仕立上がり品
長さ約380㎝、巾30,5㎝
※サイズに関して、多少の誤差はご了承ください。
伊砂正幸
1965年 生まれ、金沢美術工芸大学(日本画)卒業、染色、工芸作家で伊砂文様を考案し、伊砂文様研究所を開設された父・久二雄さんのもとで文様の研究や染色の仕事をされました。研究所では3000型以上の柿渋の型紙を保存しており、正幸さんは日本画の創作活動および、型絵染め作品の創作、染色教室講師、カレンダーデザイン、伊砂文様を用いた商品デザイン等、多方面で活躍されています。染色作家、伊砂利彦さんは叔父にあたります。
型絵染め
型絵染めとは伝統的な型染と異なるもので、1956年(昭和31年)に民藝運動でも有名な人間国宝 芹沢銈介氏の技法が重要無形文化財に指定された際に初めて使用されたものです。
型絵染は、模様の下絵を渋紙という丈夫な和紙にはり、その上から彫って型紙を作ります。
図柄以外の余白部分を切り落とし、できた型紙の上にくり返し糊を置き、連続した模様に合わせて色をさし、染める方法のことです。
図案を起こすところから染色を終え、糊が流されるまで、型絵染は数多くの行程のほとんどを一人で経て完成するものですが、長い染色史の中で各工程の職人たちが技術を磨き、型絵染文化を高めてきました。
作家独自の世界観、絵画的表現を追求する独創的な作品は、緻密で繊細な紋様を描き、型の持つキレの良さや鋭さ、くり返しの模様のおもしろさが見所です。
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