商品番号:4107
日本工芸会正会員 知念貞男作 本紅型染 留袖地 未仕立て品
商品詳細
日本工芸会正会員
未仕立て品
石持ち
仮絵羽長さ 167cm 生地巾 36cm
※仕立て時の寸法ではありません。
藍、浅紫、黄など、彩り豊かな菊や梅、紅葉を散りばめた知念貞男氏作の鮮やかな留袖地です。
※サイズに関して、多少の誤差はご了承ください。
地色: 黒
※書籍版「定本 和の色事典」にて色合わせを行っております。リンク先の色と実物は異なる場合がありますのでご注意下さい。
知念貞男
琉球紅型三宗家の一つ、知念家八代目当主 知念貞男
琉球王国士族に使え、琉球びんがたの技法を継承する三宗家[城間家・沢岻(たくし)家・知念家]のひとつ知念家先代・知念積弘氏に師事し、(琉球紅型技術保持者 故知念積弘氏より伝統的技術技法を継承) 現在では日本工芸会正会員として高く評価されています。
略歴
1972年に知念紅型研究所を設立。連続して沖展入賞を果たす他、文化庁長官賞、伝統文化ポーラ賞優秀賞など琉球紅型を代表する作家として輝かしい業績を残されています。平成5年3月~平成10年4月 琉球びんがた事業共同組合理事長 1990年~2007年 日本伝統工芸染織展 連続入選 1991年~2009年日本伝統工芸展 連続入選など。
紅型染め
紅型(びんがた)染めとは、15世期頃に、日本本土や中国、東南アジアとの貿易を通して沖縄独自の染物として生まれ成長し、現在に至るまで、大切に守られ、受け継がれてきた伝統工芸です。
型紙を使って顔料で柄を染める、型染めという技法で染められ、沖縄ならではの色鮮やかな色彩が特徴です。
「紅型」と総称されてますが、彩色の技法で分類すると、赤、黄、青、緑、紫を基調とした色彩が大胆で鮮やかな「紅型」と、藍の濃淡で染め上げる落ち着いた色調の「藍型 (イェーガタ) 」に分類されます。
小刀を使って渋紙を彫っていきます。突き彫りという独特の技法で彫られ、手作業でないと出せない温かみのある線を表現しています。
刷り込み刷毛を使い、顔料で色を染めていきますが、紅型の顔料は自然界の植物や鉱物を粉末状にした天然顔料です。
朱、洋紅、石黄、美藍、本藍、胡粉といった顔料を豆汁と混ぜ合わせて色を作ります。
濃い顔料を使い、柄にアクセントをつけていきます。
隈取りとは、歌舞伎役者さんがお化粧をすることでもありますが、それと同じ意味合いで、柄に立体感をつけ、華やかさを増す、紅型の大きな特徴のひとつです。
モチーフとして描かれるものは、動植物、自然の風物、建物などの工作物と様々です。
風物では桜や梅、柳、菖蒲、雪持笹、雀、蝶など、友禅や江戸小紋と同じような文様も多く、他には鶴や亀、松竹梅、鳳凰などの吉祥文もよく使われています。
紅型は人気があり、作家さんとしてたくさんの方が参入されていますが、多くは独自路線で商品力で勝負されており、伝統に縛られることのない斬新なデザインで人気作家が次々に誕生しています。
日本工芸会
日本工芸会は、重要無形文化財保持者(人間国宝)を中心に、伝統工芸作家や技術者などで組織されている日本の公益社団法人です。現在は、工芸分野重要無形文化財保持者を含めて正会員役1,200名が所属しています。「日本伝統工芸展」は日本工芸会が文化庁とNHK、朝日新聞社と主催する、日本の優れた伝統工芸の保護と育成を目的にした公募展です。昭和29年から1年に1回開催しており、日本工芸の技と美が集結する場となっています。他にも人間国宝を講師とする伝承事業や記録保存などを行うなど、無形文化財の保存や伝承および公開に関する事業を進め、その実績は他に比較するもののない唯一の組織です。

日本工芸会正会員 知念貞男作 本紅型染 小紋
日本工芸会正会員 知念貞男作 本紅型染 訪問着
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日本工芸会正会員 知念貞男作 本紅型染 小紋
日本工芸会正会員 知念貞男作 本紅型染 小紋 着物
