商品番号:4165
日本工芸会正会員 石塚美枝子作 風通絣織 九寸名古屋帯 「清流」
商品詳細
日本工芸会正会員
仕立て上がり品
長さ 375.4cm 巾 31.1cm
経糸と緯糸に異なる色糸を用いて、交互に織られた糸が模様を生む風通織。石塚美枝子さんが作られた「清流」と銘される、澄んだ色合いの名古屋帯です。
※サイズに関して、多少の誤差はご了承ください。
地色:
舛花色 深く渋い青
※書籍版「定本 和の色事典」にて色合わせを行っております。リンク先の色と実物は異なる場合がありますのでご注意下さい。
石塚美枝子
1961年生まれでご出身は埼玉県。石塚美枝子さんは、日本工芸会の正会員として活躍されています。造形関係の短大を卒業後、京都の川島テキスタイルスクールで染織を学ばれました。その後、白石紙布の復で知られる桜井貞子さんに師事し、風通織と紙布織を学ばれました。1991年の第38回日本伝統工芸展へ初出品・入選し、2001年に日本工芸会の正会員に認定されています。その後も数々の作品で受賞されています。
風通織
表と裏の2つの表情を楽しむ風通織は、二重組織と呼ばれる織物で、組織と組織の間に空間ができ、「風が通る」という感覚からこの名が付けられました。経と緯に異なる色の糸を使い、模様のところで糸を交換し、同じ文様を表裏に織り出す技法です。
日本工芸会
日本工芸会は、重要無形文化財保持者(人間国宝)を中心に、伝統工芸作家や技術者などで組織されている日本の公益社団法人です。現在は、工芸分野重要無形文化財保持者を含めて正会員役1,200名が所属しています。「日本伝統工芸展」は日本工芸会が文化庁とNHK、朝日新聞社と主催する、日本の優れた伝統工芸の保護と育成を目的にした公募展です。昭和29年から1年に1回開催しており、日本工芸の技と美が集結する場となっています。他にも人間国宝を講師とする伝承事業や記録保存などを行うなど、無形文化財の保存や伝承および公開に関する事業を進め、その実績は他に比較するもののない唯一の組織です。
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