商品番号:4261
作家不詳 着物
商品詳細
仕立て上がり品
身丈肩 160cm 裄 67cm 袖丈 48cm 前巾 23cm 後巾 29cm
魚子黄、砧性、錫色の柔らかな3色を用いた上品な彩りで美しいグラデーションの暈しの表情を描いた、透き通るようなシャリ感のある着物です。
※サイズに関して、多少の誤差はご了承ください。
地色:
魚子黄 淡い黄
地色:
砧青磁 淡く渋い青
地色:
錫色 灰
※書籍版「定本 和の色事典」にて色合わせを行っております。リンク先の色と実物は異なる場合がありますのでご注意下さい。
土屋順紀
1954年、岐阜県関市に生まれた土屋順紀氏。京都インターナショナル芸術専門学校卒業後、植物染料に興味を持った土屋氏は、重要無形文化財「紬織」保持者の志村ふくみ氏に師事されました。志村ふくみさんの工房にて修業し、草木染の紬の技法を習得され、3年半後に地元、岐阜県関市に戻り工房を構えられ、草木染の糸で織りなした絣織や生絹(すずし)を手掛けられます。さらには、羅と経錦の人間国宝 北村武資さんのもとで指導を受け、捩織(もじりおり)を学ばれました。その10年後、紋紗に絣の技法を加えた作品「月下渓韻」を創作、日本伝統工芸展文部科学大臣賞を受賞されました。
北村武資さんのところに行かれた初めの頃は、とにかく再現する事が精一杯だったそうですが、10年かけてそれを習得、ご自身のテーマを盛り込んだ独特の世界観のある作品に完成されました。
植物染めを生かし、巧緻な模様を織り成す紗の世界へと移行し、2010年には、「紋紗」の分野において国の重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定され、現在では、紋紗に絣の技法を融合させた独自の織物を創作しておられます。
草木染の糸で織り成す生絹の魅力と紋紗に絣の技法を融合させたことから生まれる世界観を、肌で感じてみてはいかがでしょうか。
1989年日本伝統工芸展初入選
1996年日本伝統工芸展で日本工芸会総裁賞受賞
2006年紋紗の着物「月下渓韻」で文部科学大臣賞
2009年紫綬褒章受章
2010年重要無形文化財「紋紗」保持者に認定
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