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商品番号:4476

日本工芸会正会員 小倉淳史作 訪問着

商品詳細

日本工芸会正会員

仕立て上がり品

身丈肩 168cm 裄 69cm 袖丈 50cm 前巾 25cm 後巾 30cm

美しい白鼠の濃淡の地に、冴えた彩りを効かせた細やかな絞りや精緻な墨描きによる優美な辻が花文を華やかに配した、高雅で清々しい気品が薫る、日本工芸会正会員 小倉淳史さん作 訪問着です。

※サイズに関して、多少の誤差はご了承ください。

地色: 白鼠 
明るい灰

地色: 薄鈍色 
青みの灰

※書籍版「定本 和の色事典」にて色合わせを行っております。リンク先の色と実物は異なる場合がありますのでご注意下さい。

小倉淳史

小倉家は、京都の染織工芸を代表する家柄で 百三十年以上の歴史あります。
小倉淳史氏は建亮氏の長男として生まれ、子供の頃から 身近に着物や筆 染料のある生活をし、14歳にして 最初の染色作品を制作しました。
そして30歳代から 重要文化財を含む染織文化財の復元、修理になんども携わり経験を積みました。 又日本伝統工芸展には、毎年 最新の絞り染作品を出品し高い評価を受け、さらに 現代女性が着用して美しい着物の制作を日々続けています。小倉淳史氏は、室町時代の絞り染から現代の染色作品にいたるまで 幅広い知識と技術をもつ、 日本で唯一人といえる染色作家になりました。
今日よりも明日。 「明日は今日よりもさらにいいものを作ろう」 その信念で物づくりを続けて半世紀余り。絞り染の第一人者だった小倉建亮氏を父に持ち、そこから独自の道を探り続け「辻が花」を現代の人に似合うものとして完成させた『小倉淳史』氏。 「表現のために技術が必要」と常日頃語る父の背を見て育ち、自らも技術の研鑽に励み、それらを遺憾なく発揮して作り続ける平成の「辻が花」。「何が作りたいか、どう作るか、常に技法に合わせて表現します」と言う小倉淳史氏の作品は着る人の知性を引き出し、そこに気品を加え、華やかさと女性としてのしとやかさを生み出します。 小倉氏の素晴らしい作品を是非お手に取ってご覧ください。

日本工芸会

日本工芸会は、重要無形文化財保持者(人間国宝)を中心に、伝統工芸作家や技術者などで組織されている日本の公益社団法人です。現在は、工芸分野重要無形文化財保持者を含めて正会員役1,200名が所属しています。「日本伝統工芸展」は日本工芸会が文化庁とNHK、朝日新聞社と主催する、日本の優れた伝統工芸の保護と育成を目的にした公募展です。昭和29年から1年に1回開催しており、日本工芸の技と美が集結する場となっています。他にも人間国宝を講師とする伝承事業や記録保存などを行うなど、無形文化財の保存や伝承および公開に関する事業を進め、その実績は他に比較するもののない唯一の組織です。



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