商品番号:4514
大脇一心作 紬訪問着
商品詳細
仕立て上がり品
身丈肩 167cm 裄 68cm 袖丈 50cm 前巾 25cm 後巾 30cm
柔らかい山鳩色の地に、錆利休、貴族鼠、藍鼠、嫩黄色で鹿の子、墨書き、辻ヶ花で構成された揺らめく靄のような道長取り模様を配し、様々な絞りや精緻なカチン描きの技術が駆使された、立体感のある大脇一心さん作の紬訪問着です。
※サイズに関して、多少の誤差はご了承ください。
地色:
山鳩色 深く渋い黄緑
地色:
錆利休 深く渋い橙
地色:
貴族鼠 紫みの灰
地色:
藍鼠 青みの暗い灰
地色:
嫩黄色 明るい黄
※書籍版「定本 和の色事典」にて色合わせを行っております。リンク先の色と実物は異なる場合がありますのでご注意下さい。
大脇一心
辻が花、それは桃山時代から江戸時代初期の一時期に栄えたのち、友禅染の発達によって途絶えてしまった幻の染織です。
数少ない現存する小袖や資料などから、復元と研究をされ辻が花染を復活させた、辻が花染を代表する作家の一人が大脇一心さんです。
一心さんの辻が花は「西洞院辻が花」の名で制作され、優しい墨絵のタッチと奥行きのある色使いが特徴で、他の辻が花染とはまた違ったものとなっています。
「西洞院辻が花」は、桃山時代のものに近い雰囲気を持ちつつ、現代的なセンスも併せ持つ、たいへん優美で幻想的な柄ゆきで、世の辻が花好きの心を掴んでいます。
この辻が花染を極めた素晴らしい作品を、ぜひお手元でご覧くださいませ。
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