商品番号:4713

平松哲司作 ざざんざ織 訪問着

商品詳細

仕立て上がり品

身丈肩 161cm 裄 67cm 袖丈 49cm 前巾 25cm 後巾 31cm

極太の玉糸を用いた根岸色の地に、土器色の横段を織り出した、地厚な生地感がふんわりとした温かみをもち、個性豊かな織味が趣深い風合いを生む平松哲司さん作 ざざんざ織 着物 「海の譜」です。

※サイズに関して、多少の誤差はご了承ください。

地色: 根岸色 
深く渋い黄

縞の色 : 土器色 
明るく渋い赤

※書籍版「定本 和の色事典」にて色合わせを行っております。リンク先の色と実物は異なる場合がありますのでご注意下さい。

平松哲司

平松哲司さんは、静岡県浜松市の伝統工芸品である"ざざんざ織"を生産してる工房「あかね屋」の二代目です。
ざざんざ織とは、2頭の蚕がつくる玉繭から、大量生産できない「玉糸」をつくり、あかね・やまももなどの草木染を主にして丁寧に染め上げ、昔ながらの手機で織り上げられたもので、独特の艶と光沢があり、使うほどにほど柔らかく馴染んでいくのが特徴的な織物です。
初代である平松實(みのる)さんが、昭和初期に柳宗悦が提唱した民藝運動に共鳴し、創作した絹織物です。浜松に民藝織工房「あかね屋」を開店し、手織りと草木染めの研究を重ねてざざんざ織を完成させました。
平松哲司氏は、この初代・平松實氏の息子であり、その後ざざんざ織の技術を受け継ぎ、二代目に就任しました。
昭和53年には、初代 平松實さんが、その後二代目 平松哲司さんが、静岡県無形文化財に指定されています。
現在、ざざんざ織は哲司氏の奥様である平松久子氏が中心となって織り続けています。


大正12年 生まれ
昭和19年 織物の道に入る
昭和20年 国画会展に入選 以後入選7回
昭和41年 第21回新匠会入選
昭和43年 新匠会会友となる
昭和45年 第25回新匠会新匠章受賞
      新匠会会員となる
昭和47年 静岡県展 審査員
昭和47年 第27回新匠会展 稲垣賞受賞
昭和50年 静岡県文化奨励賞受賞
昭和59年 第39回新匠会工芸展 稲垣章受賞
昭和62年 静岡県無形文化財技術保持者として認定される
平成3年 優秀技能者として静岡県知事表彰
平成4年 優秀技能者として浜松市長賞
平成5年 伝統的工芸品産業功労者として伝統的工芸産業振興会表彰
平成11年 死去

ざざんざ織

2頭の蚕がつくる玉繭から、大量生産できない「玉糸」をつくり、あかね・やまももなどの草木染を主にして丁寧に染め上げ、昔ながらの手機で織り上げられるため、独特の艶、光沢があり、使うほどにほど柔らかく馴染んでいきます。着物は単衣に仕立てしますが、袷の時期もお召しいただけます。
柳宗悦や芹沢銈介らとともに作家展を開催するなど民藝運動にたずさわった初代から受け継がれた織物は今も着物通の憧れですが、生産数がかなり少ないためなかなか手に入れることのできない逸品です.

関連商品



関連動画のご案内

ご案内

本サイトに掲載の全ての着物・帯は、実店舗で販売しております。
掲載品に関するお問合せ、ご来店の際のお申込みはお電話もしくは 下記メールフォームよりお申込みください。

お電話の場合はフリーダイヤル
 0120-109-529
メールの場合は下記お問い合わせフォームよりご入力のうえ、お問い合わせくださいませ。

※メールの返信は土日祝の場合、翌営業日となります。
メール受信拒否設定をされている場合は、info@tokusenkimono.com を受信できるよう変更お願いいたします。

メールで問い合わせる



    設定でPCメールからのメール受信拒否をされている場合、
    「info@tokusenkimono.com」
    を受信できるよう変更くださいますようお願いいたします。
    ※とくに携帯メールアドレスのお客様はご確認くださいませ。
    

    LINEで問い合わせる

    友だち済の方は「LINEで送る」ボタンより特選きものコレクション公式LINEに送信いただけます。



    お電話で問い合わせる

    お手持ちの着物・帯を売りたい方へ

    弊社では、着物・帯の買取も行っております。
    ご自宅に眠っている着物・帯がございましたら、ぜひ一度ご相談くださいませ。
    ご相談は京都高級呉服買取センターまで

    検索項目を組み合わせて
    お探しいただけます。

    使い方

    詳しい使い方はこちら

    下記ボタンを押すと、チュートリアルが開始されます。チュートリアルでは実際の操作を見ながら使い方をご覧いただけます。

    ✗閉じる