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商品番号:205

初代久保田一竹作 袋帯「宴風」

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商品詳細

仕立上がり品

久保田一竹プロフィール

1916年 10月7日 神田に生れる

1931年 友禅師小林清師に入門

1948年 辻が花の研究に着手

1961年 独自の染色法一竹染を創業

1983年 パリ・チェルニスキー美術館にて「一竹辻が花展」

1984年 ニューヨーク・ダラスにて「一竹辻が花 光・風・音展」

1985年 ベルギー・ブリュッセルにて「一竹辻が花 光・風・音展」

1988年 バチカン宮殿にて上演された創作能「イエズスの洗礼」の衣装制作

1989年 ヨーロッパ主要都市にて個展

1990年 フランスよりフランス芸術文化勲章シェヴァリエ章を受賞

1993年 文化庁長官賞受賞

1994年 久保田一竹美術館(河口湖町)開館

1996年 ワシントンD.C.スミソニアン国立自然史博物館にて個展

2003年 逝去(享年86歳)

※サイズに関して、多少の誤差はご了承ください。

久保田一竹

辻が花染といえばまず最初に思い浮かぶのが初代久保田一竹さんではないでしょうか。
東京国立博物館に展示されていた室町時代の『辻が花染め』の小裂に目を奪われた一竹さんは、自分自身で制作したいと熱望され、単に復元するだけでなく現代に調和した『辻が花』を確立すべく研究に没頭しましたが、1962年、伝統的な辻が花を完璧に復元するのは技術的に不可能と判断し、代わりに自分らしい「一竹辻が花」を目指しました。練貫の代用品として、縮緬の絹糸を使用し、草木染の代わりに化学染料を使用したりと納得のいく「一竹辻が花」を確立しました。
「一竹辻が花」の特徴は、絵画作品のような大胆なデザインと華やかさにあります。
色を重ねていく重ね染めや細やかな刺繍、厚みのある絞り染めの組み合わせが「一竹辻が花」の独創的かつ洗練されたデザインを構築します。
生地にもこだわりがあり、「一竹辻が花特殊生地」という一竹工房別織の特殊三重織の高級生地が使用されており、特徴は生地に特殊金通しが施されており、しなやかさと光沢が出るように工夫されています。
「一竹辻が花」は、フランス芸術文化勲章シュヴァリエ賞や文化庁長官賞など各賞を受賞されました。
その後は、国内外での個展の開催や、自身の名前が付いた「久保田一竹美術館」の建設など精力的に活動を続けますが、2003年に逝去されました。
現在はご長男の悟嗣さんがニ代目久保田一竹として跡を継いでいます。
今では、大変希少な初代久保田一竹さんの現代に調和した「一竹辻が花」を、ぜひお手にとってご覧くださいませ。



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