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商品番号:2115

日本工芸会正会員 坂井教人作 訪問着

商品詳細

日本工芸会正会員

仕立て上がり品

身丈肩約167、裄68、袖丈49、前巾25、後巾30㎝

 

※サイズに関して、多少の誤差はご了承ください。

坂井教人

坂井教人さんは、「鎌倉友禅」の生みの親であり日本工芸会正会員です。
鎌倉に工房を構え、今までとは違った友禅を目指し「鎌倉友禅」を創始されました。
教人さんがこの道を志したきっかけは昭和33年の伝統工芸展で見た友禅に芸術を感じたからだそうです。
「鎌倉友禅」は墨を使用することが特徴で、古典柄に囚われることなく、日々の生活の中で出会う閃きを新たな意匠にと制作されています。
教人さんは「鎌倉友禅は気品」がモットーと言われるだけあって、その作品には凛とした清澄な空気を感じさせる物があります。
現在は、ご息女の三智子さんも教人さんに師事されて作家としてご活躍されています。
伝統的な文様だけでなく女流作家ならではのビビットカラーの草花や可愛らしいパンダなどのモチーフを取り入れ、お父様の教人さんの様な自由な発想で「創って愉しく、纏って楽しく」を合言葉に創作活動を行っておられます。

京友禅

京友禅とは、京都で製造されている友禅で、1976年には、経済産業省指定伝統的工芸品にも指定されました。 京友禅は、日本三大友禅の1つとして、今も多くのファンに愛されています。
「図案には花鳥風月や有職文様などの文様調のものが用いられる」「基調の色が決まっておらず多くの色を使用した鮮やかな色合いである」「金銀箔が施されている」ことが特徴です。糊を使って筆で色付けする際に滲んで色移りすることを防ぐ 「糸目糊」という技術が用いられています。
京友禅は、製造過程が非常に手間がかかり、技術力が要求されるため、高級な染め物として知られています。京都の染物業者が中心になって伝承されてきた技術であり、現在でも継承され、多くの人々に愛されています。

日本工芸会

日本工芸会は、重要無形文化財保持者(人間国宝)を中心に、伝統工芸作家や技術者などで組織されている日本の公益社団法人です。現在は、工芸分野重要無形文化財保持者を含めて正会員役1,200名が所属しています。「日本伝統工芸展」は日本工芸会が文化庁とNHK、朝日新聞社と主催する、日本の優れた伝統工芸の保護と育成を目的にした公募展です。昭和29年から1年に1回開催しており、日本工芸の技と美が集結する場となっています。他にも人間国宝を講師とする伝承事業や記録保存などを行うなど、無形文化財の保存や伝承および公開に関する事業を進め、その実績は他に比較するもののない唯一の組織です。



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