商品番号:2219
曽根武勇作 袋帯
商品詳細
仕立て上がり品
長さ455、巾31㎝
※サイズに関して、多少の誤差はご了承ください。
曽根武勇
西陣織といえば、帯の産地としても有名ですが、唯一織物の着物が作られていることをご存知でしょうか。
それが「御召」という着物です。
御召は染めた着物でもなく、紬の風合いとも異なるもので、色柄によって、お茶やパーティの席に装うこともできれば、街着としても楽しむことができます。
その御召を作られている数少ない作家さんに曽根武勇(そねぶゆう)氏がおられます。
曽根氏は、その道の第一人者で、その作品は染の着物では表現できない織物の技をもって、フォーマル着からカジュアルまで幅広い着物を作られている方です。
西陣
「西陣」は西陣織工業組合の登録商標です。
西陣という行政区域はありませんが、いわゆる西陣地区といった場合、上京区・北区を中心に、おおよそ南は丸太町通、北は上賀茂、東は烏丸通、西は西大路通に囲まれたあたりを指します。
「西陣」の名は、応仁の乱(1467年-1477年)の際に西軍総大将である山名宗全らが堀川よりも西のこの土地に陣を構えたことに由来します。
西陣織にたずさわる業者は、こうした京都市街の北西部を中心に集積しています。
西陣織とは、「多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で生産される先染(さきぞめ)の紋織物」の総称です。
昭和51年2月26日、国の伝統的工芸品に指定されました。
西陣の織屋は、平安朝以降連綿と積み重ねられてきた高い技術の錬磨に加えて、優れたデザイン創作のため、創造力や表現力への努力を重ね、「大舎人の綾」「大宮の絹」などと呼ばれる織物が作られ、また独自の重厚な織物は寺社の装飾に使用されてきました。
帯などの西陣織の製品には、証紙番号と呼ばれる組合員番号が付されています。これは西陣織工業組合の組合員一社一社に付されている固定番号です。
以前は他産地との区別化のため産地証明がなされていましたが、この番号が証紙に入ることによって、その製品がどこの織元で織られたものかがわかるようになりました。
この組合員番号がいつから始まったものであるかは、実は定かではありませんが、現在の西陣織工業組合の設立(昭和48年)より前の旧組織のもと、昭和20年代後半には既に存在していたようです。
また、番号は、必ずしも織元の古い順に付されているわけではなく、なかには古い織元でも、任意に二桁や三桁の番号を選ばれているところがあるようです。
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