商品番号:2229
中村澄子作 八重山上布 着尺 未仕立て品
商品詳細
未仕立て品
長さ 12m35cm 巾 39cm
涼やかな八重山上布の地に、茶の濃淡を交互に織り出した横段、繊細な縦縞を配した、苧麻特有の柔らかな素材味が穏やかな味わいを広げ、細やかな縦縞が洗練された表情とともに都会的な着姿を引き立てる、中村澄子さん作の八重山上布 着尺です。
※サイズに関して、多少の誤差はご了承ください。
中村澄子
染織作家 中村澄子
中村澄子さんの実家、池城家は曽祖父の時代から八重山上布を織り続けており、 曽祖父は琉球王朝時代人頭税として八重山上布を納めていました。
祖父の池城安布氏、父・池城安裕氏と代々受け継がれ中村澄子さんはその4代目になります。
父・池城安裕氏に師事。
海さらしによる自然な白地に、伝統的な絣模様を中心に美しい八重山上布を制作されています。
1991年(平成3年)沖縄県指定無形文化財「八重山上布」保持者に認定されている数少ない職人のおひとりです。
八重山上布
八重山上布は、沖縄県八重山郡周辺で作られている織物です。苧麻(ちょま/からむし)の手紡ぎ糸を使って織られ、古くは琉球王朝時代に貢布としても利用されてきました。
沖縄地方の織り物の中で唯一「刷込捺染技法」を用いて作られる織物で、焦げ茶色の絣模様が浮かび上がる清涼感あふれる白上布は、主に夏用の着物として用いられます。
主原料は苧麻から作られる繊維で、染料にはヤマイモ科の「紅露」(クール)が使われます。織り上げ後、八重山の強い日差しで日晒しを一週間から十日ほどおこない深い色合いへと変化させます。
その後、海水に晒す「海晒し」をおこないます。海水につけることで、色止めや余分な染料を落とし地色が白く晒され絣模様がより鮮やかになります。
八重山上布の特徴は、苧麻(ちょま/からむし)手紡ぎ糸のさらっとした風合いと風通しが良いこと、白地に浮かび上がる大らかな絣模様です。一反の着尺を織るための糸を作るには、経糸(たていと)が約50日、緯糸(よこいと)が約40日かかります。非常に根気のいる作業であるため、近年ではラミー糸(手紡ぎではない苧麻の糸)を経糸に使用したものも増えています。
着こなしやすく飽きの来ない八重山上布をぜひご堪能くださいませ。

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