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商品番号:2313

志ま亀製 縮緬九寸名古屋帯

商品詳細

お仕立て上がり品

長さ367、 巾30,5㎝

お仕立ては開き仕立てになっており手先は松葉のようにしてあります。裏は正絹の白生地が付いています。

※サイズに関して、多少の誤差はご了承ください。

京友禅

京友禅とは、京都で製造されている友禅で、1976年には、経済産業省指定伝統的工芸品にも指定されました。 京友禅は、日本三大友禅の1つとして、今も多くのファンに愛されています。
「図案には花鳥風月や有職文様などの文様調のものが用いられる」「基調の色が決まっておらず多くの色を使用した鮮やかな色合いである」「金銀箔が施されている」ことが特徴です。糊を使って筆で色付けする際に滲んで色移りすることを防ぐ 「糸目糊」という技術が用いられています。
京友禅は、製造過程が非常に手間がかかり、技術力が要求されるため、高級な染め物として知られています。京都の染物業者が中心になって伝承されてきた技術であり、現在でも継承され、多くの人々に愛されています。

志ま亀

志ま亀(しまかめ)は、1810年京都で創業し、現在は東京・銀座に本店を置く、創業200年以上の歴史を持つ呉服の老舗です。
開業当初は都踊りで使用する衣装の製造を手掛けていましたが、徐々にブランドが大きくなっていき、一般の女性でも着こなしやすいような着物の製造を行うようになりました。
元々は京都のみで着物の製造を行っていた志ま亀ですが、昭和25年頃には東京へ進出し、現在は東京の銀座にお店を構えています。
東京に進出してからは志ま亀の名が全国に知れ渡り、着物愛好家から若者までが志ま亀の着物を求めてお店に訪れるようになりました。
現在は七代目の武内美都さんが志ま亀の伝統を守り続けています。
志ま亀の製品は、七代にわたり当主自らがデザインし、制作まで全て自社工房で製造されているので、全てがオリジナルとなっています。
オリジナル商品を発信し続けたことで、カラフルで文様も1,000種類以上あり、着物ブランドのなかでも最も多くの柄を染めている染め元になっています。
志ま亀特有のコクのある色と大きい小紋の柄、文様は「志ま亀カラー」「志ま亀ブルー」「志ま亀好み」と称され、そのデザイン性の高さは多くの着物ファンたちを虜にしています。
糸目のない友禅技法なので、柄の輪郭がすっきりと立ち上がっているのも、志ま亀のこだわりの1つで、いかにも典雅な筆づかいで、花兎、鼓、扇面、宝尽くし、松葉、玩具などの古典的なモチーフが詩的に描かれる塩瀬染め帯も高い人気を集めています。
また、志ま亀の染色は、華やかながら誰にでもなじむようにひと味抑えた品のある色使いも特徴の1つです。
着物といえば敷居の高いイメージを持っている方も少なくありませんが、志ま亀ではふだん着として着物を楽しめるように大人っぽい柄から華やかな柄まで揃えられていて、私服のように街中で着こなしても違和感がない仕上がりとなっています。
ぜひ、この機会に納得のいく、自分好みの逸品を見つけてみてはいかがでしょうか。



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