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商品番号:2340

日本工芸会正会員 山岸幸一作 真綿 双紬 着物 「春来夢 万葉の里」

商品詳細

日本工芸会正会員

仕立て上がり品

身丈肩約167、裄68、袖丈49、前巾24、後巾30㎝

薄肉色の地に、様々な天然染料を用いて色彩豊かな縦縞を描き、味わい深く、温かな風合いで優しい手触りの紬着物です。

※サイズに関して、多少の誤差はご了承ください。

山岸幸一

山形県米沢市、人里離れた山奥で厳しい自然と向き合いものづくりをされる山岸幸一氏。「水」「風」「太陽」が最高の条件で集う場所を求め、作品作りに最適な水質の川を見つけ工房を建てるために現在の地、赤崩へ。
天蚕繭、黄金繭、繭を自ら飼育し、糸取り、草木の栽培と染液の抽出、染め、織り、全ての工程を自身で手がけられています。
山岸幸一氏は、軽い織り物を作る事、時間が経っても古くならないいつまでも新しくいられる織物を目指しておられます。
草木で染めた糸が最も美しくなる年、その時を待ってから織り上げるため、山岸幸一氏の作品はすべての工程を終えて反物となるまでに4年から5年もの歳月がかかります。
本当に良いと思える作品を世に出すために時間と手間を惜しみなく作られた素晴らしい逸品を作り出されている作家さんです。

紬織・日本工芸会正会員山岸幸一氏。
1946年 米沢市生まれ
1973年 山崎青樹氏に師事
1975年 最上川源流 米沢市大字赤崩に工房開設
1980年 伝統工芸新作展初入選 以降入選入賞多数
1990年 伝統工芸新作展日本工芸会賞受賞、日本伝統工芸染織展入選
1996年 重要無形文化財保持者北村武資「羅」の伝承者養成研究会参加
1998年 日本工芸会正会員に認定

日本工芸会

日本工芸会は、重要無形文化財保持者(人間国宝)を中心に、伝統工芸作家や技術者などで組織されている日本の公益社団法人です。現在は、工芸分野重要無形文化財保持者を含めて正会員役1,200名が所属しています。「日本伝統工芸展」は日本工芸会が文化庁とNHK、朝日新聞社と主催する、日本の優れた伝統工芸の保護と育成を目的にした公募展です。昭和29年から1年に1回開催しており、日本工芸の技と美が集結する場となっています。他にも人間国宝を講師とする伝承事業や記録保存などを行うなど、無形文化財の保存や伝承および公開に関する事業を進め、その実績は他に比較するもののない唯一の組織です。



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