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商品番号:2467

人間国宝 小宮康孝作 江戸小紋 

お譲りしました

商品詳細

重要無形文化財保持者(人間国宝)

日本工芸会正会員

仕立て上がり品

身丈肩168、裄69、袖丈49、前巾24、後巾30㎝

※サイズに関して、多少の誤差はご了承ください。

小宮康孝

小宮康孝さんは1925(大正14)11月12日、東京・浅草に生まれます。父(康助)は江戸小紋の初代重要無形文化財保持者(人間国宝)です。1938(昭和13)年、小学校を卒業すると、早くも父のもとで本格的に厳しい修行を始めます。
1942年、関東工科学校電機科に入学。昼は江戸小紋の板場、夜は学校の日々を送っていました。
1950年、使用していた合成染料をさらに質のよいものに切り替え始め、52年、父(康助)が「助成の措置を講ずべき無形文化財」に選定されます。この選定の際に江戸小紋という言葉が作られました。
3年後、江戸小紋の重要無形文化財保持者として認定された父のもとで研鑽をつみます。
1960年、第7回日本伝統工芸展で「江戸小紋 蔦」が初入選。以後、毎年出品するようになります。61年、父康助氏が死去。64年、第11回日本伝統工芸展で「江戸小紋着物 十絣」が奨励賞を受賞しました。
1960年代後半より、和紙製作者らの協力で型地紙の改良を始め、「よい型彫師がいなければ、江戸小紋は滅びる運命だ」という父の言葉に学び、型彫師の喜田寅蔵(1894-1977)等との関わりを大切にしたといわれています。
1978年父についで、重要無形文化財保持者(江戸小紋)に認定されますが、認定後も江戸小紋の制作、そして普及にも尽力されました。85年に東京都文化賞、88年に紫綬褒章を受章されています。
康孝氏は混乱の戦後を乗り越え、父から受け継いだ江戸小紋というわざを受け継ぎ発展させた我が国を代表する染色家といえます。2018年、息子康正氏も江戸小紋の分野で重要無形文化財保持者に認定され、孫も江戸小紋の仕事を手掛けており、脈々と江戸小紋の技は受け継がれています。
後継者の育成にも熱心で、日本の着物のさらなる発展に寄与した功績もあります。
小宮康孝さんは2017年肺炎のため死去。享年91歳でした。



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