商品番号:2757
人間国宝 松枝玉記作 重要無形文化財 久留米絣 着物
商品詳細
重要無形文化財保持者(人間国宝)
仕立て上がり品
身丈肩167、裄67,5、袖丈49、前巾24、後巾30㎝
※サイズに関して、多少の誤差はご了承ください。
松枝玉記
久留米絣界の代表する作家、松枝玉記氏。
1905年(明治38年)久留米絣のメッカのような土地である福岡県三潴郡に生まれ、早くから養父・栄氏の指導により久留米絣制作に従事されます。
1957年に日本伝統工芸展に初出展、同展には出品を続け、
1970年に日本工芸会正会員に推挙される。
長く創作活動を続けられ、その他各賞を受賞、また数多くの後継者の育成に尽力された功績は非常に大きいものです。
1959年に重要無形文化財久留米絣技術保持者にも認定され、
1989年には久留米絣技術保持者会会長に就任しますが、同年惜しまれながら亡くなりました。
昭和初期の久留米絣最盛期、年産は約200万反であったといわれています。
当時の主流は幾何学傾向の柄でしたが、久留米絣の製作工程、柄つくり(デザイン)、手くびり、藍染、手織のうち、柄つくりと藍染を専門にし、詩情にあふれた大柄な絵画的文様と淡い藍色の階調とによって独自の世界を築かれてきた松枝玉記氏。
最も重要な役割は絣模様の考案する事とし、
既に栄氏のもとで「一日一枚」の絣の図案を日課としていたこともあって、玉記氏は日々絣模様のことを考えられており、
模様の考案は「最もむずかしく、そしてやりがいある仕事」と言われ、
藍の美しさと久留米絣の特質を見事に活かした伝統工芸作品でありながら、想像する余地を楽しむことのできる優れた作品を数多く残されました。
久留米絣
日本三大絣のひとつとして大変有名で木綿ではじめて国の重要無形文化財に指定されました。
手括りによる機械では出せない深い味わい、天然の藍染による鮮やかで美しい藍色、熟練の職人による投げ杼での手織りを経て織られた物は重要無形文化財にふさわしい逸品となります。
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