商品番号:2810
小河正義作 重要無形文化財 越後上布 着尺 未仕立て品
商品詳細
重要無形文化財
仕立て上がり品
長さ 12m85cm 巾 37cm
野趣豊かな生成り色の越後上布地に、可愛らしい花々の絣模様と十字絣を組み合わせて、整然と並べた、端正な景色の広がる小河正義さん作 重要無形文化財 越後上布 着尺です。
※サイズに関して、多少の誤差はご了承ください。
小河正義
夏の麻織物の最高級品として知られる越後上布は、苧績(おうみ)と呼ばれる作業から図案、染め、機織、雪ざらしまで、繊細さと根気が要求される手作業でつくられるため、江戸時代には20万反ともいわれた年間の製作反数も、近代化により激減しました。昭和30年に国の重要無形文化財に指定され、昭和48年からは後継者の育成事業が続けられていますが、現在は年間20反前後となっています。小河(おがわ)織物で素晴らしい作品の製作を統括されていたのが、故・小河正義さんです。織り上がった反物の確認証には、「麻匠 小河正義」とお名前が記されていますので、御存知の方も多いのではないでしょうか、また越後上布・小千谷縮布技術保存協会会長として、後継者の育成、技術の継承にも尽力されました。
越後上布
現在では新潟県南魚沼市、小千谷市を中心に生産される、苧麻(ちょま、からむし)を原料とする織物。福島県昭和村で生産される苧麻(ちょま)と呼ばれる麻の繊維を爪と指先で細かく切り裂いて、撚り合わせて紡いで糸にします。
1200年前から存在する日本最古の織物とされ、国の重要無形文化財であり、ユネスコ世界無形文化遺産にも指定されており、
(1)すべて手うみした苧麻糸であること。
(2)絣模様は手括りであること。
(3)地機で織ること。
(4)しぼ取りは湯もみによること。
(5)地白のものは雪晒しすること。
以上の条件を満たしたものが「越後上布」と呼ばれています。
透けるような薄さと軽さ、極上の夏織物。
盛夏の最高のお洒落着として、
季節の染め帯や古代布など様々な帯合わせをお試しくださいませ。
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