特選きものコレクションメニュー

商品番号:2967

人間国宝 鎌倉芳太郎作 型絵染 九寸名古屋帯地 「流水牡丹葵文」 未仕立て品

商品詳細

重要無形文化財保持者(人間国宝)

日本工芸会正会員

未仕立て品

長さ 512cm 巾 34.5cm

※サイズに関して、多少の誤差はご了承ください。

鎌倉芳太郎

型絵染作家·鎌倉芳太郎は、いうなれば紅型作家。大正末期、教師として赴任した沖縄で、多くの文化にふれるうちに「紅型」に魅せられ戦前戦後と長期にわたる古琉球紅型研究の成果に、独自の色彩論·造形論などを加味し、60歳になってから新たなる型絵染を完成させました。型絵染は文様の創案から型彫、染色まで、その全てを一人でこなす作家性の強い工芸です。静江夫人の助けを借りながら、その全てを手がけました。
1961年、日本工芸会の正会員となる
1973年、重要無形文化財保持者(型絵染)に認定される
1983年、(享年84)死去
沖縄文化の研究家として紅型に接しているうちに、その鮮やかな色彩、造形に注目し、さらに顔料などの分析に着手、紅型研究は高度な領域へと向かい、そうした完全主義的性向が発表を遅らせたのかもしれません。

型絵染め

型絵染めとは伝統的な型染と異なるもので、1956年(昭和31年)に民藝運動でも有名な人間国宝 芹沢銈介氏の技法が重要無形文化財に指定された際に初めて使用されたものです。
型絵染は、模様の下絵を渋紙という丈夫な和紙にはり、その上から彫って型紙を作ります。
図柄以外の余白部分を切り落とし、できた型紙の上にくり返し糊を置き、連続した模様に合わせて色をさし、染める方法のことです。
図案を起こすところから染色を終え、糊が流されるまで、型絵染は数多くの行程のほとんどを一人で経て完成するものですが、長い染色史の中で各工程の職人たちが技術を磨き、型絵染文化を高めてきました。
作家独自の世界観、絵画的表現を追求する独創的な作品は、緻密で繊細な紋様を描き、型の持つキレの良さや鋭さ、くり返しの模様のおもしろさが見所です。



関連動画のご案内

ご案内

本サイトに掲載の全ての着物・帯は、実店舗で販売しております。
掲載品に関するお問合せ、ご来店の際のお申込みはお電話もしくは 下記メールフォームよりお申込みください。

お電話の場合はフリーダイヤル
 0120-109-529
メールの場合は下記お問い合わせフォームよりご入力のうえ、お問い合わせくださいませ。

※メールの返信は土日祝の場合、翌営業日となります。
メール受信拒否設定をされている場合は、info@tokusenkimono.com を受信できるよう変更お願いいたします。

メールで問い合わせる



    設定でPCメールからのメール受信拒否をされている場合、
    「info@tokusenkimono.com」
    を受信できるよう変更くださいますようお願いいたします。
    ※とくに携帯メールアドレスのお客様はご確認くださいませ。
    

    LINEで問い合わせる

    友だち済の方は「LINEで送る」ボタンより特選きものコレクション公式LINEに送信いただけます。



    お電話で問い合わせる

    検索項目を組み合わせて
    お探しいただけます。