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商品番号:3340

吉岡常雄作 塩瀬九寸名古屋帯 「華」

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商品詳細

仕立上がり品

長さ約375㎝、巾31㎝

※サイズに関して、多少の誤差はご了承ください。

吉岡常雄

京都で江戸時代から続く染色工房「染司(そめのつかさ)よしおか」の4代目当主の吉岡常雄氏。
日本では、近代に化学染料が西洋からもたらされるまで、植物をはじめとする自然の素材を用いて色を染めていました。常雄氏は、古来の文献をひもとき、美術工芸を研究し、世界各地の染織品と技術にふれることで、自然の染料による日本の伝統色の再現を試みてこられました。
常雄氏は、世界の染色研究に没頭され、とくに貝紫の研究は他の追随を許さないものでした。
上代染色や天然染料の研究で良く知られた常雄氏の作品は、貝紫染めを筆頭に夾纈の復元など多岐にわたります。
絹、麻、木綿など天然の素材を、紫草の根、紅花の花びら、茜の根、刈安の葉と茎、団栗の実など、すべて自然界に存在するもので染め、ゆっくりゆっくり自然とより添いながら、その美しい色を生み出してこられました。
自然の植物から抽出された色に宿る、『温かさ』や『命の源』を感じさせる深み、ぜひ、お手元でご体感くださいませ。

染司よしおか 

江戸時代の末頃から続く、染司よしおかさんは、現在は6代目の更紗さんが、5代目幸雄さんの遺志をつぎ、紅花、紫草、団栗、刈安蘇芳など、自然の恵みを用いた植物染料のみで日本古来の伝統色をつくりだされており、東大寺をはじめ、歴史ある寺社に奉納する造り花も染めておられます。
昔ながらの手法によって生み出される日本の鮮やかな伝統色は、海外からも注目されています。訪問着や帯も、鮮やかですが化学染料にはない優しい色彩です、4代目常雄さんは世界の染色研究に没頭し、とくに貝紫の研究の第一人者でありましたので帝王紫はなかでも代表的なお色です。



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