蒋雪英作　刺繡 留袖

商品詳細

仕立て上がり品

紋＝上がり藤

身丈肩約１５５、裄６３、袖丈４６、前巾２６、後巾３２㎝

※サイズに関して、多少の誤差はご了承ください。

蒋雪英

蒋雪英さんは、「中国工芸美術大使」という日本の人間国宝に値するような称号も受けられている刺繍業界ではトップクラスの人物です。現在も1万人の刺繍技術者を取りまとめる存在であり、現在も指導の合間を縫って自身の作品を発表されています。
中国の刺繍の歴史は古く、3000年以上の歴史を持つと言われており、日本には奈良時代に伝来しました。 蒋雪英で有名なのは「蘇州刺繍」で、これは髪の毛よりも細い糸を縫い重ねていくもので、元々の糸が細いために仕上がりは他の刺繍ほど凸凹が見られません。 蘇州刺繍は中国四大刺繍の中でも最高峰と言われ、着物一枚に凡そ50色以上もの糸を使用する繊細な刺繍で、非常に高い価値を持つものも多いとされています。
また人口の多い中国は刺繍がとても盛んで、その中での人間国宝に選ばれるということは、世界最高峰の技術を持った刺繍のスペシャリストになります。
うっとりするような美しさは本当に絵画のような雰囲気です。ひとつの作品のために50種類以上の糸を使った刺繍によって表現される、将雪英さんの着物のデザインは非常に高い評価を受けていて、中国刺繍の中でも最高クラスのものだとされています。その精密さから高い技術と時間が必要となるため、希少性が高い優れた逸品となっておりす。