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商品番号:3655

久呂田明功作 縮緬地 訪問着

商品詳細

仕立て上がり品

身丈肩約175、裄68、袖丈53、前巾25、後巾31㎝

※サイズに関して、多少の誤差はご了承ください。

久呂田明功

久呂田明功さんは、東京友禅の染色家です。
また初代久呂田明功さんは、着物作家として有名な浦野理一さんとお仕事をされていました。
久呂田明功さんの作品は、花鳥風月や季節を想わせる草花など、類をみない美意識で表現されています。
絵画を見るように思わず見入ってしまう久呂田明巧さんの作品をお手元の帯やお着物に合わせてお楽しみください。

東京友禅

東京友禅は、徳川家康が江戸幕府を開設した際、大名のお抱えの染め師や絵師などが京から移り住み、各種技術・技法が伝承され発展したといわれています。
色調を抑えた中にも秘めた美しさと気品が漂う作風が特徴です。
友禅染は、柄の輪郭を「糸目糊」で描くことで染料の滲みやはみ出しを防ぎ、繊細な色彩表現を可能にしています。
東京友禅ではその多くが、江戸小袖に用いられていた真糊糸目友禅(本糸目友禅)の製法を守り続け、抑揚のついた味わいのある染上がりにこだわっています。職人達の分業による古典的で伝統的な技法であるこの真糊糸目友禅は、高度な技術と多彩な経験を必要とします。
東京友禅(江戸友禅)とは、三大友禅(加賀友禅、京友禅、東京友禅)のひとつで、非常に有名な染め織物のことです。
1980年には「東京手描友禅」の名称で、東京の伝統工芸品に指定されています。京都の絵師、「宮崎友禅斎(みやざきゆうぜんざい)」が創始した友禅染めが、京の都から江戸へ伝わり広まったのが、東京友禅の始まりです。
公家文化の元に生まれた華麗な京友禅に対し、江戸時代の幕府から、食べるものから着るものまで細かく規制されていた時代に作られた東京友禅は、モダンで上品なコンセプトで作られています。
そんな東京友禅の着物は、日本国内だけでなく海外からも高い評価を得ています。



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