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商品番号:3756

日本工芸会正会員 桑原功作 重要無形文化財 越後上布 着物

お譲りしました

商品詳細

重要無形文化財

日本工芸会正会員

仕立上がり品

身丈肩約163、裄68、袖丈49、前巾24、後巾30㎝

涼風漂う色合いに、情趣ある絵絣と可愛らしい絣模様を織り出した、夏でもひんやりとした肌触りの着る人を魅了する極上の着心地の日本工芸会正会員 桑原功さん作  重要無形文化財 越後上布 着物です。

※サイズに関して、多少の誤差はご了承ください。

桑原功

越後上布の歴史は古く、千数百年前の天平年間にまで遡ります、現在の正倉院にはその時代の麻布「越布」として保存されています。
通気性に富み、さらに吸汗性、発汗性は、他に類をみない優れた真夏の最高のお召し物として大変人気がありますが、その生産数は年々減少しており、入手が困難な織物となっております。
桑原功さんは塩沢地方で生まれ、家業の桑原織物で機織の中で育ち自然と織物の世界に入られ、制作に邁進されました。第48回東日本伝統工芸展にて川徳賞を受賞されるなど、長くご活躍されました。
現在はご子息の博さんが跡を継がれ越後上布、塩沢紬などを制作されています。

越後上布

現在では新潟県南魚沼市、小千谷市を中心に生産される、苧麻(ちょま、からむし)を原料とする織物。福島県昭和村で生産される苧麻(ちょま)と呼ばれる麻の繊維を爪と指先で細かく切り裂いて、撚り合わせて紡いで糸にします。
1200年前から存在する日本最古の織物とされ、国の重要無形文化財であり、ユネスコ世界無形文化遺産にも指定されており、
(1)すべて手うみした苧麻糸であること。
(2)絣模様は手括りであること。
(3)地機で織ること。
(4)しぼ取りは湯もみによること。
(5)地白のものは雪晒しすること。
以上の条件を満たしたものが「越後上布」と呼ばれています。

透けるような薄さと軽さ、極上の夏織物。
盛夏の最高のお洒落着として、
季節の染め帯や古代布など様々な帯合わせをお試しくださいませ。

日本工芸会

日本工芸会は、重要無形文化財保持者(人間国宝)を中心に、伝統工芸作家や技術者などで組織されている日本の公益社団法人です。現在は、工芸分野重要無形文化財保持者を含めて正会員役1,200名が所属しています。「日本伝統工芸展」は日本工芸会が文化庁とNHK、朝日新聞社と主催する、日本の優れた伝統工芸の保護と育成を目的にした公募展です。昭和29年から1年に1回開催しており、日本工芸の技と美が集結する場となっています。他にも人間国宝を講師とする伝承事業や記録保存などを行うなど、無形文化財の保存や伝承および公開に関する事業を進め、その実績は他に比較するもののない唯一の組織です。



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