桑原啓之介作　本場大島紬付下げ

商品詳細

仕立て上がり品

身丈肩約１６８、裄６８、袖丈４９、前巾２５、後巾３０㎝

※サイズに関して、多少の誤差はご了承ください。

桑原啓之介

宮崎県都城市の大島名門工房・桑原織物の二代目伝統工芸作家。
都城の大島紬は奄美大島で伝統技法を身につけた人々が、よりよい環境、素材を求めて都城にその新天地を見出した事に端を発します。
大島紬としては鹿児島、奄美とともに
国の伝統的工芸品に指定されています。
宮崎県都城の白大島は、織物通の方に根強いファンがいるほどです。
特に桑原織物の商品は、その流通量の少なさゆえ、あまり出回ることのない大変稀有なお品です。
鹿児島や奄美といった大島の産地に負けず劣らず、織物通の方に根強い人気のある『都城の白大島』ですが、桑原啓之介氏の白大島紬は、現在は、もう織り上げされていないと言われております。
絣のみで表現する手間と技術を要し、
染ではなく織でその美しき色彩を表現する匠の妙技。
彩り抑えたその技を一番に感じて頂ける桑原啓之助さんの素敵なお品となっております。

大島紬

もっとも有名な紬といわれる大島紬。奄美の雄大な自然を表す伝統的な紋様の泥染め、現代に合わせたモダンなデザインや色彩、世界的にも類をみない緻密な絣紋様など、時代にあわせた織物ができるのは図案、染織、機織など細かく分業された製作過程と技術の高さによるもの。お召しになると馴染みよく扱いやすいことも長く愛される魅力です。染下地の白生地から、絵画と見紛うほどの細かな絣で織られた美術品のような反物まで多種多様。特選きものコレクションではなかでも最高峰の技術で製作された12マルキや着物コレクターの代表が集めた個性あふれる紋様の大島紬をご紹介しています。