商品番号:3990
龍村平蔵製 袋帯 「三巴桜花段文」
商品詳細
仕立て上がり品
長さ 444.4cm 巾 31.5cm
龍村平蔵シリーズの中でも、なかなかお目にかかることが少ない、三つ巴紋と桜の花を横段模様に描いた、「三巴桜花段文」です。
※サイズに関して、多少の誤差はご了承ください。
地色:
藁色 淡く渋い黄みの灰。
※書籍版「定本 和の色事典」にて色合わせを行っております。リンク先の色と実物は異なる場合がありますのでご注意下さい。
龍村平蔵
龍村 平藏(たつむら へいぞう)氏は、日本の染織研究家。名前は累代にわたって襲名されており、初代から4代まで存在します。各人とも、法隆寺、正倉院に伝わる古代裂など伝統的な織物の研究に尽力されました。
初代龍村平藏氏が16歳の時、祖父が死去。これをきっかけに家業が傾きはじめたことから、退学し、西陣にて呉服商の道へと進まれました。当初は販売に従事していたものの、徐々に織物の技術研究に没頭するようになりました。1894年(明治27年)、18歳で織元として独立。商売も順調に拡大し、30代という若さで「高浪織」や「纐纈(こうけち)織」など数々の特許を取得、周囲に衝撃を与えた方です。
西陣
「西陣」は西陣織工業組合の登録商標です。
西陣という行政区域はありませんが、いわゆる西陣地区といった場合、上京区・北区を中心に、おおよそ南は丸太町通、北は上賀茂、東は烏丸通、西は西大路通に囲まれたあたりを指します。
「西陣」の名は、応仁の乱(1467年-1477年)の際に西軍総大将である山名宗全らが堀川よりも西のこの土地に陣を構えたことに由来します。
西陣織にたずさわる業者は、こうした京都市街の北西部を中心に集積しています。
西陣織とは、「多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で生産される先染(さきぞめ)の紋織物」の総称です。
昭和51年2月26日、国の伝統的工芸品に指定されました。
西陣の織屋は、平安朝以降連綿と積み重ねられてきた高い技術の錬磨に加えて、優れたデザイン創作のため、創造力や表現力への努力を重ね、「大舎人の綾」「大宮の絹」などと呼ばれる織物が作られ、また独自の重厚な織物は寺社の装飾に使用されてきました。
帯などの西陣織の製品には、証紙番号と呼ばれる組合員番号が付されています。これは西陣織工業組合の組合員一社一社に付されている固定番号です。
以前は他産地との区別化のため産地証明がなされていましたが、この番号が証紙に入ることによって、その製品がどこの織元で織られたものかがわかるようになりました。
この組合員番号がいつから始まったものであるかは、実は定かではありませんが、現在の西陣織工業組合の設立(昭和48年)より前の旧組織のもと、昭和20年代後半には既に存在していたようです。
また、番号は、必ずしも織元の古い順に付されているわけではなく、なかには古い織元でも、任意に二桁や三桁の番号を選ばれているところがあるようです。
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