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商品番号:4027

日本工芸会正会員 坂井修作 訪問着

商品詳細

日本工芸会正会員

仕立て上がり品

身丈肩 165cm 裄 68cm 袖丈 49cm 前巾 25cm 後巾 30cm

柳鼠色の地に、蒔糊の技法を施し、カラフルな梅を描いた優しい風合いの作品です。

※サイズに関して、多少の誤差はご了承ください。

地色: 根岸色
深く渋い黄

※書籍版「定本 和の色事典」にて色合わせを行っております。リンク先の色と実物は異なる場合がありますのでご注意下さい。

坂井修

坂井修さんは、蒔糊技法で有名だった人間国宝だった故森口華弘さんに師事され技術を継承されました。
蒔糊とは染色技法のひとつで、粘り気の強い糯米の粉、糠、塩そして亜鉛抹を主原料とし蒸し・火入れを繰り返し作った熱い糊を竹の皮の上に薄く伸ばし乾燥させて丹念に打ち砕き大小数種類の粒に分けておき、水分を含ませた生地に薪糊の粒を全体に撒きます。ムラなく撒くには熟練した技術がないと出来ません。その後、ほどよく乾燥させて引き染めをし糊を流水で流し落とします。手間のかかる工程を経て出来上がった作品は、文様染と薪糊の併用、更に薪糊の粒の大小を使い濃淡や景色を表現した情景は、たいへん綺麗で素晴らしい作品となります。
坂井修さんの作品は、四季折々の草花に風・光・空気などを織り交ぜ、その情景を文様化して作品に投影したデザイン構成は、現代の生活に映える作品になる様にこだわりを持って制作されています。
現在は、日本工芸会正会員としてご活躍され、平成23年には京都府無形文化財保持者認定を受けられました。
華弘さんから引き継がれた薪糊技法は、多くのファンの心を惹きつけています。

京友禅

京友禅とは、京都で製造されている友禅で、1976年には、経済産業省指定伝統的工芸品にも指定されました。 京友禅は、日本三大友禅の1つとして、今も多くのファンに愛されています。
「図案には花鳥風月や有職文様などの文様調のものが用いられる」「基調の色が決まっておらず多くの色を使用した鮮やかな色合いである」「金銀箔が施されている」ことが特徴です。糊を使って筆で色付けする際に滲んで色移りすることを防ぐ 「糸目糊」という技術が用いられています。
京友禅は、製造過程が非常に手間がかかり、技術力が要求されるため、高級な染め物として知られています。京都の染物業者が中心になって伝承されてきた技術であり、現在でも継承され、多くの人々に愛されています。

日本工芸会

日本工芸会は、重要無形文化財保持者(人間国宝)を中心に、伝統工芸作家や技術者などで組織されている日本の公益社団法人です。現在は、工芸分野重要無形文化財保持者を含めて正会員役1,200名が所属しています。「日本伝統工芸展」は日本工芸会が文化庁とNHK、朝日新聞社と主催する、日本の優れた伝統工芸の保護と育成を目的にした公募展です。昭和29年から1年に1回開催しており、日本工芸の技と美が集結する場となっています。他にも人間国宝を講師とする伝承事業や記録保存などを行うなど、無形文化財の保存や伝承および公開に関する事業を進め、その実績は他に比較するもののない唯一の組織です。



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