商品番号:4042
藤山千春作 九寸名古屋帯地 「吉野間道」 未仕立て品
商品詳細
未仕立て品
長さ 503cm 巾 35.9cm
アイボリー地に鮮やかな東雲色や藤色、金茶や新橋色など選び抜かれた彩りで織られた藤山千春さん作草木染め吉野間道です。緯糸で数本の縦糸を被せるように打ち込まれた浮織部分が美しい光沢を放ち、眼鏡状になった平織部分が奥行を感じられる作品です。
※サイズに関して、多少の誤差はご了承ください。
地色:
乳白色 黄みの白。柔らかな温かい白。
※書籍版「定本 和の色事典」にて色合わせを行っております。リンク先の色と実物は異なる場合がありますのでご注意下さい。
藤山千春
江戸時代に生まれた「吉野間道」を、現代の街並みに似合うセンスで織り続けている藤山千春さん。「吉野間道」とは、寛永の三大名妓、吉野太夫に京の豪商、灰屋紹益が贈ったと言われる、名物裂の一種、南蛮渡来の縞織物。平織の上に地厚な吉野格子を浮き縞として織り出したもので、かの名茶人、松平不昧も好んだ織物です。柳悦孝氏(柳宗悦氏の甥)らが復元し、藤山千春さんは悦孝氏の一番弟子として師事し、吉野間道を作り続けています。 指で触れると独特の存在感のあるやわらかな浮織の畝。光をおびるとそっと畝が浮かんだり、おさまったり。表情の豊かさはこの上なく、工芸的な美しさをご堪能いただけます。
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