商品番号:4128
西陣 織文意匠鈴木製 袋帯地 「吉祥笹蔓文様」 未仕立て品
商品詳細
未仕立て品
仕立て上がり時、長さ 454cm 巾 31cm
白百合色の地に、金糸と色彩豊かな糸を用いて、丁寧で密度の高い刺繍で笹と縁起の良い吉祥紋様を織り上げた鈴木織物製の唐綾錦袋帯「吉祥笹蔓文様」です。
※サイズに関して、多少の誤差はご了承ください。
地色:
白百合色 黄みの白
※書籍版「定本 和の色事典」にて色合わせを行っております。リンク先の色と実物は異なる場合がありますのでご注意下さい。
織文意匠 鈴木
西陣織は京都(西陣)で生産される先染(さきぞめ)の紋織物の総称です。大量生産はされず、多品種少量生産が特徴です。
染色した糸を使った模様を織り出すのですが、完成までに数多くの工程があり、図案家、意匠紋紙業、撚糸業、糸染業、整経業、綜絖業、整理加工業など独立した業者が分業しており、品種も「綴(つづれ)」「本しぼ織り」など全部で12種類ございます。。「織文意匠鈴木」では15業種ほどの最高の職人集団と協力し、手作業で丁寧に創りあげておられます。
「鈴木」は明治40年、初代鈴木亥之助が大徳寺門前にて創業しました。
以来110年以上に渡り先人より伝わる伝統技術を重んじ、時代の変化にあわせ革新を繰り返しながら西陣織と真摯に向き合ってこられました。
古来より伝わる日本の染織文様を分類した、明治25年発刊の図録本「織文類纂(しょくもんるいさん)」(帝国博物館編)との出会いをきっかけに自らの創作理念を意思表示する舞台として『織文意匠』というブランドを誕生させました。
西陣織という織物文化に、意匠を凝らす。それは、先人たちの技と伝統を大切にして、現代の美意識で切り取ったものを次代に受け継ぐこと。時を経ても"新しい"感覚を持ち、使い続けるほど深みを増す西陣織を届けたいと願って、「織文意匠鈴木」は、日々邁進しておられる老舗です。
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