特選きものコレクションメニュー

商品番号:4255

松竹喜生子作 八重山上布 九寸名古屋帯

商品詳細

仕立て上がり品

長さ 397.4cm 巾 31cm

経糸と緯糸に手積みの苧麻糸を用いて、手織りした八重山上布の地に、藍の濃淡による草木染めで、青黛、白群の優しい色合いの横段、美しいグラデーションを織り上げ、横段に可愛く並ぶ花織を施した、贅沢な逸品です。

※サイズに関して、多少の誤差はご了承ください。

地色: 青黛 
深く渋い青

地色: 白群 
淡い青

※書籍版「定本 和の色事典」にて色合わせを行っております。リンク先の色と実物は異なる場合がありますのでご注意下さい。

松竹喜生子

松竹喜生子さんは八重山の伝統的な織物を織る伝統工芸家です。
石垣市織物事業協同組合の理事長でもある松竹喜生子さん。
糸の原料であるブー(麻)を育て繊維を取り、糸を紡ぐ、そして白保でも防風林として植えてあるフクギなどから染料をとり、糸を染めていきます。
松竹喜生子さんは繊細な苧麻を使って、天然染料からいただいた色で女性らしい優しい色使いと美しいデザインを表現しておられます。

八重山上布

八重山上布は、沖縄県八重山郡周辺で作られている織物です。苧麻(ちょま/からむし)の手紡ぎ糸を使って織られ、古くは琉球王朝時代に貢布としても利用されてきました。
沖縄地方の織り物の中で唯一「刷込捺染技法」を用いて作られる織物で、焦げ茶色の絣模様が浮かび上がる清涼感あふれる白上布は、主に夏用の着物として用いられます。
主原料は苧麻から作られる繊維で、染料にはヤマイモ科の「紅露」(クール)が使われます。織り上げ後、八重山の強い日差しで日晒しを一週間から十日ほどおこない深い色合いへと変化させます。
その後、海水に晒す「海晒し」をおこないます。海水につけることで、色止めや余分な染料を落とし地色が白く晒され絣模様がより鮮やかになります。
八重山上布の特徴は、苧麻(ちょま/からむし)手紡ぎ糸のさらっとした風合いと風通しが良いこと、白地に浮かび上がる大らかな絣模様です。一反の着尺を織るための糸を作るには、経糸(たていと)が約50日、緯糸(よこいと)が約40日かかります。非常に根気のいる作業であるため、近年ではラミー糸(手紡ぎではない苧麻の糸)を経糸に使用したものも増えています。
着こなしやすく飽きの来ない八重山上布をぜひご堪能くださいませ。



関連動画のご案内

ご案内

本サイトに掲載の全ての着物・帯は、実店舗で販売しております。
掲載品に関するお問合せ、ご来店の際のお申込みはお電話もしくは 下記メールフォームよりお申込みください。

お電話の場合はフリーダイヤル
 0120-109-529
メールの場合は下記お問い合わせフォームよりご入力のうえ、お問い合わせくださいませ。

※メールの返信は土日祝の場合、翌営業日となります。
メール受信拒否設定をされている場合は、info@tokusenkimono.com を受信できるよう変更お願いいたします。

メールで問い合わせる



    設定でPCメールからのメール受信拒否をされている場合、
    「info@tokusenkimono.com」
    を受信できるよう変更くださいますようお願いいたします。
    ※とくに携帯メールアドレスのお客様はご確認くださいませ。
    

    LINEで問い合わせる

    友だち済の方は「LINEで送る」ボタンより特選きものコレクション公式LINEに送信いただけます。



    お電話で問い合わせる

    検索項目を組み合わせて
    お探しいただけます。