商品番号:4650
藤山千春作 模紗織 九寸名古屋帯
商品詳細
仕立て上がり品
長さ 373.9cm 巾 30.3cm
渋みのある黒、銀煤竹の経糸と緯糸が複雑に交錯することで、生まれる空間が僅かな透け感とともに、さっくりとした野趣豊かな織味を引き出す透かし織のような模紗織を横段に織り込み、木枯茶の縦縞で表情を引き締め、格子柄を表現した、草木染めならではの色合いが上質な装いを演出してくれる藤山千春さん作 模紗織 九寸名古屋帯です。
※サイズに関して、多少の誤差はご了承ください。
地色: 黒
地色:
銀煤竹 橙みの灰
地色:
木枯茶 橙みの灰
※書籍版「定本 和の色事典」にて色合わせを行っております。リンク先の色と実物は異なる場合がありますのでご注意下さい。
藤山千春
江戸時代に生まれた「吉野間道」を、現代の街並みに似合うセンスで織り続けている藤山千春さん。「吉野間道」とは、寛永の三大名妓、吉野太夫に京の豪商、灰屋紹益が贈ったと言われる、名物裂の一種、南蛮渡来の縞織物。平織の上に地厚な吉野格子を浮き縞として織り出したもので、かの名茶人、松平不昧も好んだ織物です。柳悦孝氏(柳宗悦氏の甥)らが復元し、藤山千春さんは悦孝氏の一番弟子として師事し、吉野間道を作り続けています。 指で触れると独特の存在感のあるやわらかな浮織の畝。光をおびるとそっと畝が浮かんだり、おさまったり。表情の豊かさはこの上なく、工芸的な美しさをご堪能いただけます。

藤山千春作 九寸名古屋帯地 「吉野間道」 未仕立て品
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