商品番号:4781

日本工芸会正会員 髙橋寛作 縮緬九寸名古屋帯

商品詳細

日本工芸会正会員

仕立て上がり品

長さ 373.5cm 巾 31cm

江戸紫の縮緬地に、煌めく金彩を用いて、咲き開く梅を華麗に描いた、風の動きを表現するように周りに散らされた彩りが華やかさを演出し、糊の点描、線描を用いた手法が奥行きを広げ、大胆な力強さを引き立てる日本工芸会正会員 髙橋寛さん作 縮緬九寸名古屋帯です。

※サイズに関して、多少の誤差はご了承ください。

地色: 江戸紫 
渋い紫

※書籍版「定本 和の色事典」にて色合わせを行っております。リンク先の色と実物は異なる場合がありますのでご注意下さい。

髙橋寛

ひとつひとつの点を糊で置いて、染める部分と白を表現する所を使い分け染め上げ、何度かの工程を繰り返して、配色や濃淡を点のみで描く「点描友禅」。糯糊による筒描の友禅染です。生地の上に無数にあらわれた点描は、蒔糊による防染ではなく、筒糊からひとつひとつ糊を置いていくという気の遠くなるような手法によるもので、 点の密度の微妙な変化によって模様の面に立体感や奥行きがもたらされます。
髙橋寛さんは10代のころより染めの道に入り、友禅の人間国宝・中村勝馬さんのもとで学ばれました。「糊を置いて染め、また糊を置いて染める。単純な技法の中で洗練していく」。 
そう語る髙橋寛さんは、友禅染の伝統をふまえつつも、糊の線描と点描と地染めの関係で表現される豊かな意匠性を用いた独創的で表現豊かな作品で、多くの女性を美しく彩っています。 

1946 生まれる
1965 東京都立八王子工業高校色彩科卒業。重要無形文化財保持者「友禅」中村勝馬に師事。
1969 第16回日本伝統工芸展初入選
    第9回伝統工芸新作展初入選
1973 独立し東京中野に工房を構える
1977 日本工芸会文化財保存事業「白麻地風景模様茶屋染帷子」の復元に参加
1987年 日本工芸会正会員認定
1990 日本工芸会芸術文化振興基金助成工芸技術保存事業「茶屋染・白麻地春秋草花舞楽模様帷子」の復元に参加
1994 山田貢・重要無形文化財「友禅」伝承者養成事業に研修生として参加
2005 ゆふぜんの会を結成し「友禅の美」展開催(北野美術館分館)
2007 「展開する友禅五人展」(和光ホール)
2008 第55回日本伝統工芸展奨励賞
2010 日本工芸会 理事就任
2013 シルク博物館主催「美しい日本の絹・友禅」展出品
2014 「俳句からの創造・染と書」展出品(染・清流館)
2015 第62回日本伝統工芸展 奨励賞
「伝統工芸の現在性」展出品 (MOA美術館)
2017 第36回民族衣装文化功労者 きもの文化賞
2019 森口邦彦先生友禅伝承者養成研修会 助手
2020 日本博「工藝2020ー日本の工藝と自然ー」展出品(東京国立博物館表慶館)

日本工芸会

日本工芸会は、重要無形文化財保持者(人間国宝)を中心に、伝統工芸作家や技術者などで組織されている日本の公益社団法人です。現在は、工芸分野重要無形文化財保持者を含めて正会員役1,200名が所属しています。「日本伝統工芸展」は日本工芸会が文化庁とNHK、朝日新聞社と主催する、日本の優れた伝統工芸の保護と育成を目的にした公募展です。昭和29年から1年に1回開催しており、日本工芸の技と美が集結する場となっています。他にも人間国宝を講師とする伝承事業や記録保存などを行うなど、無形文化財の保存や伝承および公開に関する事業を進め、その実績は他に比較するもののない唯一の組織です。

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