商品番号:4822
白木染匠製 重要無形文化財 越後上布 京友禅 訪問着地 未仕立て品
商品詳細
重要無形文化財
未仕立て品
仮絵羽長さ 180cm 生地巾 38cm
※仕立て時の寸法ではありません。
透き通るような極細の苧麻糸で織り上げられた越後上布の地に、淡く涼やかな色合いで、可愛らしい桐や桔梗などの草花を染め出し、色糸や銀糸を用いた細やかな刺繍で鳥籠を表現した、ひんやりと軽やかな地風にはんなりと柔らかな京友禅が上品に涼風を誘う白木染匠製 重要無形文化財 越後上布 京友禅 訪問着地です。
※サイズに関して、多少の誤差はご了承ください。
地色:
乳白色 黄みの白
※書籍版「定本 和の色事典」にて色合わせを行っております。リンク先の色と実物は異なる場合がありますのでご注意下さい。
京友禅
京友禅とは、京都で製造されている友禅で、1976年には、経済産業省指定伝統的工芸品にも指定されました。 京友禅は、日本三大友禅の1つとして、今も多くのファンに愛されています。
「図案には花鳥風月や有職文様などの文様調のものが用いられる」「基調の色が決まっておらず多くの色を使用した鮮やかな色合いである」「金銀箔が施されている」ことが特徴です。糊を使って筆で色付けする際に滲んで色移りすることを防ぐ 「糸目糊」という技術が用いられています。
京友禅は、製造過程が非常に手間がかかり、技術力が要求されるため、高級な染め物として知られています。京都の染物業者が中心になって伝承されてきた技術であり、現在でも継承され、多くの人々に愛されています。
越後上布
現在では新潟県南魚沼市、小千谷市を中心に生産される、苧麻(ちょま、からむし)を原料とする織物。福島県昭和村で生産される苧麻(ちょま)と呼ばれる麻の繊維を爪と指先で細かく切り裂いて、撚り合わせて紡いで糸にします。
1200年前から存在する日本最古の織物とされ、国の重要無形文化財であり、ユネスコ世界無形文化遺産にも指定されており、
(1)すべて手うみした苧麻糸であること。
(2)絣模様は手括りであること。
(3)地機で織ること。
(4)しぼ取りは湯もみによること。
(5)地白のものは雪晒しすること。
以上の条件を満たしたものが「越後上布」と呼ばれています。
透けるような薄さと軽さ、極上の夏織物。
盛夏の最高のお洒落着として、
季節の染め帯や古代布など様々な帯合わせをお試しくださいませ。
白木染匠
京の有名染匠、白木染匠。
特徴としては、糊置の作業に型を使用するのではなく、職人が自ら行い染め上げる手糸目の最高級染物という事が挙げられます。
青花で描かれた下絵の線をデンプン糊やゴム糊などの防染剤に置き換え、挿し友禅で染料がにじまないようにする糊置の工程は、単に線をなぞるだけでなく下絵の良さを充分に引き出し不十分なところは補うくらいの力量が求められます。
長年の経験と卓越した技術を持つ熟練の職人により、伝統を守り続けながら白木染匠の着物は制作されています。
一流の職人による極上の染。
手仕事による技は、手に取っていただければ一目瞭然。
本物をお求めの方に是非おすすめしたいお品物です。
礼装用、またはお子様の晴れの日にいかがでしょうか。

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