商品番号:5023
人間国宝 鎌倉芳太郎作 型絵染 九寸名古屋帯地 「瑞雲飛燕文」 未仕立て品
商品詳細
重要無形文化財保持者(人間国宝)
日本工芸会正会員
未仕立て品
長さ 492cm 巾 35.5cm
利休白茶の麻の地に、ふんわりと漂い連なる雲を描き、鮮やかな色使いで肩を並べて飛び行く可愛らしい燕を型絵染した、多彩な彩りが表情豊かで可愛らしい個性を魅せる、人間国宝 鎌倉芳太郎氏作の型絵染 九寸名古屋帯地 「瑞雲飛燕文」です。
※サイズに関して、多少の誤差はご了承ください。
地色:
利休白茶 淡く渋い黄
※書籍版「定本 和の色事典」にて色合わせを行っております。リンク先の色と実物は異なる場合がありますのでご注意下さい。
鎌倉芳太郎
型絵染作家·鎌倉芳太郎は、いうなれば紅型作家。大正末期、教師として赴任した沖縄で、多くの文化にふれるうちに「紅型」に魅せられ戦前戦後と長期にわたる古琉球紅型研究の成果に、独自の色彩論·造形論などを加味し、60歳になってから新たなる型絵染を完成させました。型絵染は文様の創案から型彫、染色まで、その全てを一人でこなす作家性の強い工芸です。静江夫人の助けを借りながら、その全てを手がけました。
1961年、日本工芸会の正会員となる
1973年、重要無形文化財保持者(型絵染)に認定される
1983年、(享年84)死去
沖縄文化の研究家として紅型に接しているうちに、その鮮やかな色彩、造形に注目し、さらに顔料などの分析に着手、紅型研究は高度な領域へと向かい、そうした完全主義的性向が発表を遅らせたのかもしれません。
型絵染め
型絵染めとは伝統的な型染と異なるもので、1956年(昭和31年)に民藝運動でも有名な人間国宝 芹沢銈介氏の技法が重要無形文化財に指定された際に初めて使用されたものです。
型絵染は、模様の下絵を渋紙という丈夫な和紙にはり、その上から彫って型紙を作ります。
図柄以外の余白部分を切り落とし、できた型紙の上にくり返し糊を置き、連続した模様に合わせて色をさし、染める方法のことです。
図案を起こすところから染色を終え、糊が流されるまで、型絵染は数多くの行程のほとんどを一人で経て完成するものですが、長い染色史の中で各工程の職人たちが技術を磨き、型絵染文化を高めてきました。
作家独自の世界観、絵画的表現を追求する独創的な作品は、緻密で繊細な紋様を描き、型の持つキレの良さや鋭さ、くり返しの模様のおもしろさが見所です。
日本工芸会
日本工芸会は、重要無形文化財保持者(人間国宝)を中心に、伝統工芸作家や技術者などで組織されている日本の公益社団法人です。現在は、工芸分野重要無形文化財保持者を含めて正会員役1,200名が所属しています。「日本伝統工芸展」は日本工芸会が文化庁とNHK、朝日新聞社と主催する、日本の優れた伝統工芸の保護と育成を目的にした公募展です。昭和29年から1年に1回開催しており、日本工芸の技と美が集結する場となっています。他にも人間国宝を講師とする伝承事業や記録保存などを行うなど、無形文化財の保存や伝承および公開に関する事業を進め、その実績は他に比較するもののない唯一の組織です。

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