商品番号:647
南部紫根染 紬着物
商品詳細
仕立上がり品
身丈肩160、裄68、袖丈49、前巾25、後巾30㎝
※サイズに関して、多少の誤差はご了承ください。
紫根染(草紫堂)
古くから伝わる紫根染を、盛岡で守り続ける草紫堂さんの南部絞りの着物や帯は、地元の職人さんによる手絞りで濃淡が美しく、さらに年月を経て味わい深い色へと変化していきますので、一緒に歳を重ねていく楽しみがあります。絹地、綿地がございます、画像を大きくしていただきますと、生地感、絞りの細部までご覧いただけます。綿地は現在、着物も帯も残念ながら作られてないそうです。いずれも軽く大変着心地がよいので普段のお出掛けにおすすめです。
草紫堂
紫根染はムラサキ、茜染はアカネという植物の根からとった染料で染めあげたもので、日本に古くから伝わる草木染です。南部地方に伝わったのは鎌倉時代以前と いわれ、南部藩政時代には、藩の手厚い保護の下に生産されていましたが、明治の時代になりその保護が解かれてからは、盛岡地方には、伝統技法を伝える人が完 全に途絶えてしまいました。しかし、大正5年に、紫根染を復興させるため県の主唱により紫根染の研究が始まり、秋田県の花輪地方にかろうじて残っていた技術 者を招いてその技術を学び、更に独自の技法を開発、その後大正7年「南部紫根染研究所」が設けられ、草紫堂初代藤田謙が主任技師として赴任いたしました。 昭和8年、南部紫根染所究所の主任技師であった先代藤田謙が独立し、現在の地に「草紫堂」を創業、いままでの素朴な図柄(大桝、小桝、立桶)に加え、数多く の新しいデザインを生み出し、現在の絞り染の基礎を築き上げました。手作業で染める。独特の絞り模様で、風合いがあります。
製造工程は全て手作業で、原反から型付け、絞り、染色、幅だし、仕上げまで熟練の技術者の手により、丁寧に手間と時間を惜しまずに反物が作られます。「大切に着れば100年もつ」と言われる南部紫根染。一生ものの、親子代々の着物として1枚いかがでしょうか。
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