熊谷好博子作　牛首紬 訪問着

商品詳細

仕立上り品

身丈１６７、裄丈６５．５、袖丈４９㎝

※サイズに関して、多少の誤差はご了承ください。

熊谷好博子

大正6年長野県飯田市生まれ、16歳で上京、17歳より染色職人の仕事に従事されますが、昭和16年日本画家の川端龍子さんに師事、その後、30代で友禅染めに専念されます。熊谷好博子(くまがいこうはくし)さんの作品は、石や木、葉などを用いた石摺染や杢目染などの特徴ある作品や、東京友禅らしい落ち着いた色彩のもの、また日本画をみるような手描きの作品など様々で、日本伝統工芸展を中心に作品を出品、数々の賞を受賞された、東京友禅を代表する作家です。

牛首紬

二匹の蚕が作った製糸が難しい「玉繭」を緯糸に使用して織り上げられた紬は、釘に引っ掛けても釘が抜ける(釘抜紬くぎぬきつむぎ)と言われるほど、丈夫な織物です。
熟練の職人が昔ながらの座繰りで糸挽きした空気を多く含んだ糸には弾力があり、耐久性、通気性、シワになりにくい玉繭独特の小節のある生地、さらに軽くて肌ざわりの良い柔らかな着心地に美しい光沢が加わり、多くの人の心を惹きつけます。
大島紬や結城紬をはじめとした絣で模様を出す先染めの紬のほかに、白生地の反物に加賀友禅などで柄付けした、後染めの訪問着、小紋、袋帯などがあり、カジュアルからセミフォーマルまで幅広くお召いただけます。