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商品番号:95

山岡古都作 紅型訪問着

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商品詳細

仕立上り品

身丈166、裄丈68、袖丈56.5㎝

<山岡古都プロフィール>

昭和二十六年 染色の道に入る

昭和二十九年 古都草木染研究所を創設独自の研究開発にふける

昭和四十二年 「第八回全国秋の特選着物技術大会」に入選

昭和四十四年 草木染による新薬師寺の伐折羅大将の絵に対し米国大統領ニクソン氏より感謝のしるしとして記念品を賜る

昭和四十五年 「本草木染秘色古都」をフジアート出版より発行

日本万国博覧会三菱未来館に草木染による宗達の風神雷神を画く

松下電器産業株式会社のカプセル(五千年後に開封)に日本友禅を代表し東洋更紗を制作し納める

昭和四十八年  沖縄の伝統工芸の改善発展に寄与する目的で那覇市に伝統工芸館「首里琉染」を開設

古都・琉球の草木染の特集号「美と工芸」を京都書院より発行

昭和五十年 東京銀座ミキモトで「沖縄流染展」を催す

沖縄県石垣市に「八重山琉染工芸館」を開設

全国日本学士得別名誉会員となる

首里城の綾門大綱曳の旗頭の復元図を制作

昭和五十三年 東京日枝神社にて個展を開く

昭和五十四年 沖縄県民族学振興会会員となる

平成元年 八重山で最後の茅葺き建築を保存

平成二年 首里琉染が那覇市より観光功労賞を受ける

平成三年 首里琉染が第一回紅型供養祭を催

平成四年 NHK大河ドラマ「琉球の風」の衣裳、小道具一式を時代考証の上、制作

平成七年 沖縄の古式行列「百人御物参り」を再現し、衣裳、小道具一式を時代考証の上、制作

平成八年 沖縄の古式行列「百人御物参り」を再現

※サイズに関して、多少の誤差はご了承ください。

山岡古都

首里琉染の創業者・山岡古都氏は、昭和26年に京都で染色の道を歩み始めました。
以来、染色家として、話題となる作品を次々と世に問い続けてきた一方、草木染めや古代染めの研究者としての知識を併せ持ち、日本の染色界を常に牽引しつづけました。
京友禅の洗練された技術と天然染料の宝庫・沖縄とを往復しながら、古代染めの再現と新しい染めの可能性を模索されていた山岡古都氏。
そんな山岡古都氏に、琉球王国時代から受け継がれていた紅型の衰退を危惧した日本染織名誉会長から「紅型の復興と染色技術の伝承のために尽力してほしい」という要請が入ります。
山岡古都氏は私財を投じて、沖縄の伝統の染色工芸の発展に寄与するため、昭和48年、沖縄で初めての草木染紅型研究所「首里琉染」を創設したのです。
装う女性に「よろこび」と「感動」を与える染色作品を創作するため、染色のメッカ京都と天然染料の宝庫である沖縄に工房と伝統工芸館を創設して、古代染の再現と新しい染の可能性を見出し、生涯を通して幅広い活動をエネルギッシュに続けられました。
紀元前に生まれた墨は薬用としても隠れた不思議な力があり、古より金に匹敵すると言われ最高の天然炭素、名黒の墨を100%全面大量に用い絹の光沢と、松煙粒子の墨の光に神秘な銀色を活かし、堅牢にし、世界でも類を見ない染織技術は、染人・山岡古都氏独特の技により生み出されました。
染色作家という枠にはまらない、少年のような純な心と、独創的な発想、自由自在の行動力を兼ね備えた博覧強記の知識人であり、文化人であり、芸術家である実像が浮かび上がってきます。
その他、染色技術の継承のための染色教室や着付教室を開講し、着物の普及や啓蒙に尽力、途絶えていた琉球王国時代の服飾文化を研究・復活させ、貴重な文化財を収集し寄贈するなど、染色作家の枠に収まらない幅広い活動を展開し続けられた作家さんです。



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