この度、志村洋子さん作の紬訪問着を入荷いたしました！
「藍建て」に強く心を引かれ、30代から染織の世界に入られた志村洋子さん。
志村洋子さんは、染織の第一人者であり、随筆家、そして作家の実母である志村ふくみさん（重要無形文化財保持者）に師事され、1989年には、宗教、芸術、教育など文化の全体像を、織物を通して総合的に学ぶ場として「都機工房（つきこうぼう）」を創設されました。
現在、京都・嵯峨嵐山の工房で、志村ふくみさんと共に制作をつづけられています。
目に映り込む色彩の美しさ。
移り変わる色のグラデーションが美しく広がる景色を魅せてくれます。
自然への敬意をもって、染めの工程を「草木が抱く色をいただく」と表現される志村さん。
自然や植物との対話を経て生み出された色の力、絹糸本来の美しさ、それらが創り出す織りの表情からは、命の温かさを感じることができます。
卯の花色の地に、嵯峨鼠と秘色の縦縞のバランスでグラデーションのような表情を描き、淡い色使いで横段の暈しを表現した志村洋子さん作の紬訪問着。
ざっくりとした素朴な風合いの中に感じる洗練された美しさ。
柔らかく美しいその表情を眺めていると、自然のささやきが聞こえてくるように感じます。
自然の優しさと命の温かみをたくさんに含んだ最高級の織物で、その身を包んでみませんか。
身丈肩 166cm 裄 65cm 袖丈 50cm 前巾 23cm 後巾 28cm
ホームぺージ未掲載ですので、お問い合わせ時は 「7月14日ブログの志村洋子さん作 紬訪問着」とお伝えください。
とても人気の高いお品ですので、ぜひ、お早めにお問い合わせくださいませ。
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