江戸小紋の第一人者として多大な功績を遺された、日本工芸会正会員 藍田正雄さん作の訪問着を入荷しました!藍田正雄さんの作品の中でも、大変希少性の高い「訪問着作品」です。
八歳の頃に父春吉氏の許で指導を受け、中学卒業後、父の友人であった東京大井町の工房で修行し、十七歳の頃には職人として認められるようになった藍田正雄さん。
その後、埼玉や東京の工房で修行を行い、昭和四十一年に高崎に帰り、父と一緒に仕事を行うようになり、昭和五十二年、工房を現在の群馬に移られました。
多くの職人から技を学び、伝統の技法を踏まえる正統派の作品を作り上げ、「うずらぎ」「板引き杢」など藍田さんならではの新しい技法を取り入れられました。
板に霧を吹き、白生地をのせ「地こすり」で平らにし、型紙をのせ、糊を置く。
遠目には凛とした無地のように見えるほど細かい藍田正雄さんの江戸小紋。
一見無地にも見える細やかな柄は緻密な技術の結晶から生まれます。
幾度目にしても、その技術はけっして色褪せることはありません。
江戸小紋師 藍田正雄さんの手による、細微な美の世界。
型彫りと糊置き双方の熟練の技術がかちりと合わさることで生まれる美しい景色。
上州座繰り、博多織の人間国宝 小川規三郎さんとの交流から生まれた献上菊通し、杉の葉に雨龍、竹節縞など、様々な小紋柄を寄せ、鮮やかな色使いと繊細な柄できりりと染め上げ、色彩と洗練された模様の絶妙な調和で一体感を生んだ藍田正雄氏作の訪問着。
精緻な技術を集約した、気品と洗練が光る作品。
ぜひ、お手にとってご堪能くださいませ。
身丈肩 167cm 裄 71cm 袖丈 49cm 前巾 25cm 後巾 30cm
ホームぺージ未掲載ですので、お問い合わせ時は 「10月6日ブログの藍田正雄さんの訪問着」とお伝えください。
すぐに販売済となる可能性がございます。
大変希少なお品ですので、お値段等、ぜひ、お早めにお問い合わせくださいませ。
これまでのメール、フリーダイヤルでの問い合わせに加え、
LINEからもお値段・状態をお問い合わせいただけるようになりましたので、
ご登録よろしくお願いいたします。