この度、型絵染の巨匠である芹澤銈介さんの唯一の女性弟子であり、独自の感性とデザインを加えた作品が高い人気を誇る型染染織工芸作家、鈴木紀絵さん作 型絵染 紬訪問着を入荷いたしました!

鈴木紀絵さんは、日本舞踊を習うお嬢さんの着物を自分の手で描き染めて作りたいという「子どもを思う気持ち」から染織の道を目指され、1962年33歳の時に、染織の門を叩かれ、型絵染の第一人者芹沢銈介氏に師事され「このはな会」へ入会されました。

この会では、その後芹澤さんの指導のもと「ローケツ染」、「型絵染」などの様々な技法が試みられ、「型絵染」や「絞り」の技法を学びながら、自分らしい図案を模索していかれました。

日本国画会の準会員として毎年作品を作り続け、長く国展にて心弾む作品を披露され、数々の魅力的な作品を世に送り出してこられた鈴木紀絵さんは、芹澤銈介さんから受け継いだ伝統工芸の技法を守りながらも、現代的な要素を取り入れた美しい作品を制作し、多くの人々を魅了しています。

茅ヶ崎に居に持ち、息子さんの運転で植物園や動物園など色々な場所でデッサンしたのを活かし、
「花鳥風月」を題材にした、まるで物語の様な作品を創られる鈴木さん。

彫りやすい柔らかい型と小さな小刀を入れた、ご自身が染めた生地で作られた小さなポーチをいつも持ち歩き、外へ出かけた時は何気ない鳥や名もない花のスケッチを怠らなかったといいます。

その場で型を彫る鈴木さんの図案には、生き生きしていて、新鮮な楽しさが感じられます。

そこに、自由に取り込まれる絞りや型絵染め、手挿しなどの様々な技術。

柔らかな味わいが滲み出る「草木染」による地色の引き染め。

生地に気を遣い、天然染料にこだわり、花鳥風月が遊ぶように染められた着物は、物創りの喜びに満ちています。

薄茶色の野趣豊かな紬地に、柔らかく滲む絞り、すっきりと際立つ繊細な手挿しや型絵染めなどの様々な技法を用いて、穏やかな風が吹き抜ける丘の草葉、紫陽花のようにふわりと咲き開き集まる花々、そこに集まり、心地よく散歩しながら会話でもするかのような様々な動きや表情を見せる鹿たちを描いた、ほのぼのとした可愛らしい作風が浮かび上がる動植物に温かな生命を宿らせ、個性豊かな和やかな情景が広がる鈴木紀絵さん作 型絵染 紬訪問着。

「伸びやかに、自由に」表現された、思わず楽しくなるような微笑ましい。「女性の優しさ」を感じる柔らかく優しい色使い。

愛らしいのどかな世界感のふんわりとした優しさに包まれながら、ゆったりお出かけしてみませんか。

身丈肩 160cm 裄 65cm 袖丈 49cm 前巾 24cm 後巾 29cm

お問い合わせ時は 「9月7日ブログの鈴木紀絵さん作 型絵染 紬訪問着」とお伝えください。

とても人気の高いお品ですので、ぜひ、お早めにお問い合わせくださいませ。

これまでのメール、フリーダイヤルでの問い合わせに加え、

LINEからもお値段・状態をお問い合わせいただけるようになりましたので、

ご登録よろしくお願いいたします。

特選着物コレクション スタッフ 著

検索項目を組み合わせて
お探しいただけます。

使い方

詳しい使い方はこちら

下記ボタンを押すと、チュートリアルが開始されます。チュートリアルでは実際の操作を見ながら使い方をご覧いただけます。

✗閉じる