この度、幻の色となった「貝紫」による染色を世界で初めて現代に復活させ、日本の原産種の蚕「小石丸」の養蚕を行うなど、国による「現代の名工」に指定され、洗練された織物を制作なさる秋山眞和さんの花織 綾の手紬 着物地 未仕立て品 3点を入荷いたしました!
沖縄で染織を始めた父である故秋山常磐氏の染色技術を受け継がれた染織家、秋山眞和さん。
染織業を引き継ぎ、宮崎で琉球織物の復興に携わり、1966年に、宮崎独自の織物を目指し、恵まれた自然のある綾町で、「綾の手紬」を創製されました。
日本の原産種の蚕「小石丸」の養蚕から、「藍染め」や「貝紫染め」等の天然染色、琉球由来の絣や花織を用いた織物づくりを一貫して手仕事で行う。
宮崎県の指定伝統的工芸品としても知られており、室町時代に確立した「天然灰汁発酵建て技法による藍染め」、古代の紫「大和貝紫染め」、糸を浮かせて模様を織りなす「花織」などの伝統的な技法がふんだんに用いられています。
日本古来の蚕の中で、最も細くて強く、艶のある“幻の絹”と称される糸を出す「小石丸」。
その「小石丸」から取り出した糸を独自で開発した座繰り機で、30以上もの手作業での工程をかけ、時間をかけて織り上げる品は、贅沢な逸品となります。
最高の布を作り上げることにすべての情熱を注いできた秋山眞和氏が生み出した綾つむぎ独自の技術。
洗練された織りから生まれる艶やかな光沢。
緯縞柄を配した素鼠と鳩羽鼠の大小を経に織り出し、精緻なドッド柄や市松調に並ぶ艶やかな花織を細かく織り出した、織り出された色彩の変化や文様の動きが様々な表情を彩る、秋山眞和さん作 花織 綾の手紬 着物地。
照柿色の地に、細やかな花織模様を精緻に織り出し、黄土色と白で経縞を配した、色彩の柔らかさ、花織の凹凸が光沢を生み、陰影豊かな表情を見せる秋山眞和さん作の花織 綾の手紬 着物地。
薄墨色の地に、多彩な彩りの細い経縞を織り出し、極め細かな可愛らしい花織を整然と並べた、淡く美しい色彩の重なりに、気品ある光沢を見せる端正に織り出された花織が、透き通るように洗練された景色を広げる秋山眞和さん作の花織 綾の手紬 着物地。
透明感のある彩りが一層の輝きを放ちます。
複雑な織りから生まれる光沢や陰影。
洗練された景色から香る気品ある華やぎ。
こだわり磨き抜かれた織りと染めから生まれた逸品を、お楽しみください。
・秋山眞和作 花織 綾の手紬 着物地 未仕立て品(素鼠・市松)
仮絵羽寸法 4尺9寸4分 生地巾 1尺0寸3分
・秋山眞和作 花織 綾の手紬 着物地 未仕立て品(照柿色)
仮絵羽寸法 4尺9寸5分 生地巾 1尺0寸4分
・秋山眞和作 花織 綾の手紬 着物地 未仕立て品(薄墨色・細い経縞)
仮絵羽寸法 4尺9寸2分 生地巾 1尺0寸2分
ホームぺージ未掲載ですので、お問い合わせ時は 「9月21日ブログの秋山眞和さんの花織 綾の手紬 着物地 (素鼠・市松/照柿色/薄墨色・細い経縞)」とお伝えください。
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