この度、琉球文化の保存と継承に大きく貢献し、また自らも染織家として活動し型絵染の人間国宝に認定された、多才な能力に魅せられ、時代を超えて多くの人に愛される人間国宝 鎌倉芳太郎作 型絵染 九寸名古屋帯地 「瑞雲飛燕文」 未仕立て品を入荷いたしました!
1898年香川県三木郡氷上村(現在の木田郡三木町)に生まれた鎌倉さんは、東京美術学校図画師範科を卒業後、美術教師として2年の任期で沖縄に就任しますが、そこで琉球芸術に魅せられ、琉球芸術の研究や資料の収集、撮影に没頭されたそうです。
その中の一つに「紅型」があり、戦前戦後と長期にわたる古琉球紅型研究の成果に、独自の色彩論・造形論などを加味し、60歳になってから新たなる型絵染を完成されました。
それからも制作に取り組み、75歳で型絵染の人間国宝に認定され、1983年に84歳で亡くなられてから、今もなお繊細な柄行きとセンスの良い配色が多くの着物ファンを虜にしています。
透明感があり鮮やかで気品溢れる色彩。
独自の色彩論から生まれる浮かび上がるような立体感。
長期にわたり紅型の美を探求してきた鎌倉さんが、沖縄の意匠への深い敬意を宿して制作された作品には、上品で穏やかな景色が広がります。
自然の鳥と伝統的な文様を組み合わせ、心地よいリズムを繰り返す意匠。
麻の生地に元気に飛び交う小さく可愛らしい燕が染められ、軽やかで涼しげな装いを演出します。
利休白茶の麻の地に、ふんわりと漂い連なる雲を描き、鮮やかな色使いで肩を並べて飛び行く可愛らしい燕を型絵染した、多彩な彩りが表情豊かで可愛らしい個性を魅せる、人間国宝 鎌倉芳太郎氏作の型絵染 九寸名古屋帯地 「瑞雲飛燕文」です。
長さ 492cm 巾 35.5cm
沖縄の芸術に魅了され研究を始め、総計7512点もの資料を残し、沖縄文化の保存と伝承に大きく貢献された人間国宝 鎌倉芳太郎さんの作品。
可愛らしさと洗練された気品を兼ね備えた涼やかな鎌倉さんの作品をお手に取ってみてはいかがでしょうか。
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