この度、日本工芸会正会員 大城一夫さん率いる大城廣四郎工房さんで作られた夏琉球絣をご紹介させていただきます!
沖縄の染織工芸会の巨匠であり、戦後琉球絣の復興に尽力した琉球絣の第一人者とされる大城廣四郎さんから引き継がれた確かな技術。
大城廣四郎工房三代目の大城一夫さんは、小さい頃から家の手伝いをしていた流れで自然に織りの世界へ入ることとなり、高校を卒業してすぐに家業である織物に携わられるようになりました。
沖縄最大の織物生産地、南風原町が生む、沖縄の伝統工芸品、琉球絣。
糸を染める前に絣と呼ばれる結び目を、図柄をもとに模様部分を1箇所ずつ手括りで締め上げていきます。
その組み合わせなどで600から700はあると言われている琉球絣の柄。
手間のかかる作業によって生み出される独特の模様は、琉球絣として、伝統的な衣服から現代のファッションに至るまで、多様な用途で愛され続けています。
また、今回ご紹介させていただく夏琉球絣は、壁上布とも言われ、強く撚りをかけた糸と撚りのない糸をあわせ、初めの撚りと逆に撚った「壁糸」を使った織物になります。
撚りが強い糸はシャリ感があり、風通しがよくさらりとした着心地を生み出します。
涼風を高める透け感、爽やかな色遣い。
整然と織り出された繊細な絣が、洗練された表情を映し出します。
長さ 1344cm 巾 40.8cm
涼やかな真珠色の地に、柔らかく濃淡に浮かび上がる十字絣と、藤鳩羽色と薄柳のグラデーションの横段を織り出した、程よい張り感と自然の彩り、素朴な絣柄が愛らしく優しい表情を魅せる、大城廣四郎織物工房製 夏琉球絣 着尺。
涼やかな地風に複雑で精緻な絣模様が美しく映える一枚、爽やかな夏の装いをお楽しみくださいませ。
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