商品番号:225
与那国花織紬 着尺 未仕立て品
商品詳細
未仕立て品
※サイズに関して、多少の誤差はご了承ください。
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与那国花織紬
与那国織(よなぐにおり)は、沖縄県八重山郡与那国町で作られている織物です。与那国織の特徴は、独特の風土と手作りによって染め織り上げられた素朴な美しさです。
与那国織の始まりは、室町時代に当たる15世紀頃と言われています。朝鮮の史書「李朝実録」には、1479年に朝鮮からの漂流民からの見聞録として既に与那国島では機(はた)で布が織られていたことが記載されています。
最も多く織られる与那国花織は、子縞柄と小さな花模様が織り出される直線的な幾何学模様で、時代の流れと共に色彩やデザインが変化しています。
ゆっくりとした時間の中で織り上げられる与那国織は、島特有の着物や帯だけでなく、手ぬぐいやネクタイ、バッグなどの製品も作られるようになっています。
しとやかでなめらかな糸の渡りにはため息がこぼれます。このような緻密な意匠をひとつひとつ手で織り成したことに感動すら覚える着物。素晴らしい、美しい、一瞬で魅了されそうな至極の織物。細かな浮織の凹凸によって生み出される小さなきらめきのような光沢感は、本当に見事で、お顔映りも明るく演出してくれます。
小さな南国の島で誕生した素朴な美しさ
琉球王府への献納品として発達した染織技術
是非お手に取ってご覧頂きたい逸品です。

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