商品番号:3358
作家不詳 型絵染紬 着物
商品詳細
仕立て上がり品
身丈肩約163、裄68、袖丈49、前巾24、後巾30㎝
味わいのある露草色の地に、大きく広げる葉をつけたふきのようにも見える葉、少し葉がめくれ、可愛らしい実が顔を出し始めた蕗の薹のようなものを鮮やかで独創的な色彩と、個性あふれるデザインで描いた、生命力豊かなユーモアに富んだ作品です。
※サイズに関して、多少の誤差はご了承ください。
型絵染め
型絵染めとは伝統的な型染と異なるもので、1956年(昭和31年)に民藝運動でも有名な人間国宝 芹沢銈介氏の技法が重要無形文化財に指定された際に初めて使用されたものです。
型絵染は、模様の下絵を渋紙という丈夫な和紙にはり、その上から彫って型紙を作ります。
図柄以外の余白部分を切り落とし、できた型紙の上にくり返し糊を置き、連続した模様に合わせて色をさし、染める方法のことです。
図案を起こすところから染色を終え、糊が流されるまで、型絵染は数多くの行程のほとんどを一人で経て完成するものですが、長い染色史の中で各工程の職人たちが技術を磨き、型絵染文化を高めてきました。
作家独自の世界観、絵画的表現を追求する独創的な作品は、緻密で繊細な紋様を描き、型の持つキレの良さや鋭さ、くり返しの模様のおもしろさが見所です。

鈴木紀絵作 型絵染 紬九寸名古屋帯
国画会会員 柚木沙弥郎作 型絵染 紬九寸名古屋帯地 未仕立て品
人間国宝 芹沢銈介作 型絵染 小紋
浦野理一作 型絵染 縦節紬 九寸名古屋帯
国画会会員 小島悳次郎作 型絵染 小紋地 未仕立て品
日本工芸会正会員 岩井香楠子作 型絵染 紬訪問着
下平清人作 型絵染 小紋地 未仕立て品
鈴木紀絵作 型絵染 紬訪問着
