商品番号:3359
皆川泰蔵作 塩瀬九寸名古屋帯地 未仕立て品
商品詳細
未仕立て品
長さ 498cm 巾 35cm
※サイズに関して、多少の誤差はご了承ください。
皆川泰蔵
京都府出身の昭和~平成時代に活躍したろう染め一筋の日本の染織家です。
皆川泰蔵氏は旧姓を八田と言い、近代染色の先駆者である皆川月華の長女・千恵子さんと結婚した事で皆川姓となりました。
日展評議員、日本染色造形協会理事長、鹿児島女子短期大学教授などをつとめ、後進の指導にもあたった現代工芸界の重鎮で、京都の祇園祭の鉾にも大作が飾られ、木版画などの額装になった作品や屏風などはインテリアとしても人気があります。
また、作品は日本各地の美術館に多数収蔵されている事からも高い人気を誇っています。
京都府で生まれた皆川泰蔵氏は、父・八田源七氏の友人で染色家だった山鹿清華の勧めで京都市立美術工芸学校図案科に入学し、卒業してからはろう染め一筋で染織家として活動を始めます。
「ろう染め一筋に歩み染色日本の民家」をテーマに京都や奈良の神社や仏閣、また庭園に視野を向け、丹念な観察からより単純化と抽象化を進めた独自の作風を確立します。
こうして、装飾性を強調した構図、新鮮な色彩と新技法を駆使して独創の世界を築き上げ、対象から受けた感動の残像をぎりぎりまで単純化し、現実の風景を抽象化した力強く魅力に満ちた作品を数多く制作しました。
染色家の皆川泰蔵氏は4月10日に肺炎のため京都市山科区の病院で死去されました。享年87歳でした。
関連動画のご案内
ご案内
本サイトに掲載の全ての着物・帯は、実店舗で販売しております。
掲載品に関するお問合せ、ご来店の際のお申込みはお電話もしくは 下記メールフォームよりお申込みください。
お電話の場合はフリーダイヤル
0120-109-529
メールの場合は下記お問い合わせフォームよりご入力のうえ、お問い合わせくださいませ。
※メールの返信は土日祝の場合、翌営業日となります。
メール受信拒否設定をされている場合は、info@tokusenkimono.com を受信できるよう変更お願いいたします。